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臨床指標

令和4年度 横浜市立みなと赤十字 病院指標

年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード
年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 783 234 337 493 888 1551 1940 3631 2740 916
令和4年度に当院を退院した患者さんについて、10歳単位で年齢別に集計しました。
最も多い年齢層は70歳代で、80歳代、60歳代と続いています。
また、0~9歳の小児領域の患者さんも700人以上退院しており、地域の中核病院として幅広い年齢層の患者さんにご利用いただいていることが分かります。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
消化器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 285 2.12 2.64 0.00 69.61
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 190 6.98 8.94 0.53 73.70
060210xx99000x ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 95 8.96 9.00 1.05 72.17
060340xx03x01x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 あり 75 14.80 16.92 1.33 82.35
060102xx99xxxx 穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 66 8.12 7.63 1.52 69.03
診療科別に症例の多い診断群分類上位5位について、患者数、平均在院日数(自院、全国)、転院率、平均年齢を示しました。
診断群分類とは、1回の入院で行われた治療のうち、最も医療資源を投入した傷病名に手術・処置等の有無を組み合わせた分類法で、DPCコードとも呼ばれます。

消化器内科において症例数が最も多い診断群分類は大腸ポリープで内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術を実施した症例となっています。
入院当日に手術を行い、翌日退院するスケジュールとなっているため、平均在院日数は約2日となっています。
続いて(総)胆管結石、腸閉塞、胆管炎、結腸憩室炎等の症例数が上位となっています。
循環器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050070xx01x0xx 頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術 手術・処置等2 なし 430 4.35 4.65 0.00 65.23
050050xx0200xx 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1,2あり 手術・処置等2 なし 166 3.52 4.26 1.20 70.39
050050xx9910x0 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 146 2.94 3.04 0.00 68.10
050130xx9900x0 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 143 15.87 17.54 3.50 84.99
050050xx9920x0 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 2あり 手術・処置等2 なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 89 2.98 3.22 0.00 71.53
循環器内科は、心臓内科専門医が365日24時間心臓病の治療を行っています。
最も多い「頻脈性不整脈 経皮的カテーテル心筋焼灼術あり」は、400件を超える症例数となっています。
症例数2位の狭心症は経皮的冠動脈形成術等の手術あり、3位の狭心症は心臓カテーテル検査ありの症例で、治療内容が異なっています。
整形外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 185 25.26 26.42 58.92 80.85
070230xx01xxxx 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 64 20.13 22.44 0.00 74.81
070343xx99x1xx 脊柱管狭窄(脊椎症を含む。) 腰部骨盤、不安定椎 手術なし 手術・処置等2 1あり 47 2.23 2.62 0.00 72.30
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病 なし 46 3.22 4.86 0.00 37.04
160700xx97xx0x 鎖骨・肩甲骨の骨折 手術あり 定義副傷病 なし 41 3.90 5.37 0.00 46.71
脊椎疾患、下肢関節疾患、上肢・手の疾患と多岐に渡る疾患についてそれぞれ専門医が治療・手術を行っています。
症例数が最も多い診断群分類は大腿骨骨折で手術ありの症例となっており、膝関節症手術あり、脊柱管狭窄症の検査入院、前腕骨折手術ありと続いています。
手術後にはリハビリテーションを行い早期の退院または転院を目指しています。
外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 126 4.34 4.59 0.00 69.89
060330xx02xxxx 胆嚢疾患(胆嚢結石など) 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 81 5.96 6.07 0.00 58.59
060335xx02000x 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 65 6.31 6.93 0.00 60.34
060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし 52 11.38 15.40 0.00 71.71
060035xx99x5xx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 5あり 51 1.00 4.24 0.00 65.49
当院の外科は消化器外科および一般外科を担当しています。
食道、胃疾患を取り扱う食道・胃外科、大腸疾患を取り扱う大腸外科、肝胆膵疾患を取り扱う肝臓外科、ヘルニア(いわゆる脱腸)手術、急性虫垂炎(いわゆる盲腸)等の良性一般疾患を取り扱う外科と、細分化を図り、より専門性の高い医療を提供することを目指しています。
症例数が最も多い診断群分類は鼡径ヘルニアで手術ありの症例、続いて胆のう結石症で手術ありとなっています。
泌尿器科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり 128 3.15 2.45 0.00 71.55
11012xxx02xx0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 定義副傷病 なし 82 4.61 5.29 0.00 60.62
120090xx97xxxx 生殖器脱出症 手術あり 63 6.73 8.07 0.00 73.21
110070xx03x20x 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 62 6.79 6.66 0.00 78.11
11012xxx97xx0x 上部尿路疾患 その他の手術あり 定義副傷病 なし 45 3.91 7.20 0.00 64.87
症例数が最も多い診断群分類は前立腺がんの疑いに対し、前立腺生検を実施した症例です。主に2泊3日の入院で実施されます。
症例数2位の上部尿路疾患(尿路結石症)に対しては、出血量、合併症が少ないレーザーを使用した内視鏡的手技を用いることにより、患者さんへの負担を軽減するよう努めています。
その他、低侵襲治療として副腎腫瘍、腎がん、前立腺がん、膀胱がんに対して、傷が小さく、早期の社会復帰が可能となる腹腔鏡手術を積極的に行っています。特に前立腺がんの手術はロボット支援下にて行っています。
小児科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080270xxxx1xxx 食物アレルギー 手術・処置等1 あり 154 1.01 2.09 0.00 3.19
140010x199x0xx 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(2500g以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 118 4.08 6.13 0.00 0.00
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 85 5.89 6.05 0.00 3.46
060380xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2 なし 48 3.73 5.70 0.00 4.19
180030xxxxxx0x その他の感染症(真菌を除く。) 定義副傷病 なし 32 4.47 9.48 0.00 1.88
症例数が最も多い診断群分類は食物アレルギー負荷試験を実施した症例であり、日帰り入院で実施されます。
症例数2位の「妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害」とは、新生児疾患で、低出生体重児や新生児黄疸等が含まれます。
小児喘息は、令和3年度と同様に件数が上位の疾患となっています。
呼吸器内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 142 18.58 21.11 14.08 85.00
040040xx99200x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 2あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 72 3.51 3.05 0.00 71.06
040110xxxxx0xx 間質性肺炎 手術・処置等2 なし 64 17.53 18.57 1.56 75.58
040150xx99x0xx 肺・縦隔の感染、膿瘍形成 手術なし 手術・処置等2 なし 22 30.77 22.66 13.64 75.00
0400801499x013 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 あり A-DROP スコア3 22 19.86 19.91 4.55 85.45
呼吸器内科において症例数が多い診断群分類は誤嚥性肺炎や肺がん、間質性肺炎となっています。
症例数が2位の肺の悪性腫瘍は肺がんを疑い経気管肺生検等を実施した症例です。
救急科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
161070xxxxx00x 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 103 2.53 3.61 1.94 33.47
180010x0xxx2xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2 2あり 18 21.94 31.56 33.33 75.44
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 14 17.14 20.09 57.14 80.14
160610xx99xxxx 四肢筋腱損傷 手術なし 12 10.92 14.45 16.67 60.42
161070xxxxx01x 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2 なし 定義副傷病 あり 12 3.08 6.44 0.00 54.33
救急医療は当院の柱の一つであり、“救急車をできるだけ断らないこと”をモットーに365日24時間の救急診療を行っています。
救急隊からのホットラインには医師が直接対応し、救急車で来院される方に対し、救急外来担当医が初期診療をおこなうER体制をとっています。
救急外来の中には、単純X線室とCT室、緊急血液検査室が併設されているため、迅速に諸検査を実施することが出来ます。
症例数が最も多い疾患は急性薬物中毒です。また敗血症の感染症疾患、胸部や腰椎等の外傷性疾患も多くみられます。
産婦人科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
120180xx01xxxx 胎児及び胎児付属物の異常 子宮全摘術等 62 8.02 9.38 0.00 34.68
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 手術・処置等2 なし 42 3.02 3.02 0.00 40.71
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 41 8.37 9.27 0.00 47.22
120070xx02xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 31 6.90 6.04 0.00 42.23
120070xx01xxxx 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 開腹によるもの等 25 10.04 9.70 4.00 53.08
産婦人科は分娩を中心に、婦人科良性腫瘍、婦人科悪性腫瘍、更年期障害や月経不順などの内分泌疾患、月経困難症、性行為感染症、不妊症など総合的に全ての産婦人科疾患を扱っています。
中でも保険診療に関する入院では、帝王切開術を実施した症例が多くを占めています。
一人ひとりの患者さんの分娩状況により、安全第一を考え分娩方法を選択しています。
婦人科は、良性腫瘍、悪性腫瘍の内視鏡手術(腹腔鏡下手術、子宮鏡下手術)、腟式手術、開腹手術を行っています。
内分泌内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
10007xxxxxx1xx 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2 1あり 124 12.47 14.28 0.00 66.18
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 47 18.91 21.11 17.02 83.81
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 28 15.18 13.61 10.71 81.64
100393xx99xxxx その他の体液・電解質・酸塩基平衡障害 手術なし 24 14.33 10.58 16.67 65.71
180010x0xxx0xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2 なし 23 19.65 19.61 0.00 83.74
糖尿病、脂質異常症などの代謝疾患、甲状腺、下垂体、副腎、副甲状腺、膵内分泌腫瘍等の内分泌疾患、電解質異常などが専門領域となっています。
症例数の多くを占める2型糖尿病は、8日間又は15日間のクリニカルパスを活用した教育入院があります。
教育入院とは血糖コントロールと並行し、食事、運動療法を学ぶプログラムです。
症例数が最も多い診断群分類は、2型糖尿病でインスリン注射を実施した症例です。
脳神経内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
010060x2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 34 14.82 15.97 20.59 67.79
010230xx99x00x てんかん 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 30 12.63 7.33 16.67 59.50
010160xx99x00x パーキンソン病 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 17 13.94 18.58 17.65 74.12
010200xx99x00x 水頭症 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 16 10.69 6.57 0.00 77.88
010060x2990201 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 16 16.81 16.01 43.75 74.50
代表的な病気(5大疾病)である頭痛、脳卒中、認知症、パーキンソン病、てんかんから、内科疾患に伴う神経疾患、神経難病にいたるまで多岐にわたります。
入院では、脳梗塞、てんかん、痙攣発作、意識障害、髄膜炎等の緊急疾患を多く扱っています。
脳梗塞については意識状態を表すJCSが10未満の比較的軽症~中等症の症例が多くなっています。
社会復帰のためのリハビリテーションが重要のため、数ヶ月に渡るリハビリテーションが必要と判断される場合は、連携しているリハビリテーション専門病院への転院をすすめていきます。
腎臓内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
110280xx02x00x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 42 5.12 7.59 0.00 70.79
180010x0xxx0xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2 なし 31 18.26 19.61 9.68 80.39
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 27 21.78 21.11 14.81 84.48
110280xx9901xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり 25 10.88 13.82 0.00 74.48
110280xx9900xx 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 23 11.30 11.77 0.00 71.09
内科的腎疾患、血液浄化療法、高血圧症を中心に多岐にわたります。
その中でも症例数が多い疾患は慢性腎不全となっています。
最も多い診断群分類である「動脈形成術、吻合術 その他の動脈等」は内シャント造設術を含み、その他に「経皮的腎生検法」、「手術・処置等なし」の症例が上位に位置しております。
血液内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
130030xx99x4xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 4あり 37 14.22 10.00 0.00 73.14
130030xx99x5xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 5あり 36 19.31 19.67 0.00 74.33
130010xx97x2xx 急性白血病 手術あり 手術・処置等2 2あり 32 34.50 37.16 9.38 69.63
130110x0xxx0xx 出血性疾患(その他)(16歳以上) 手術・処置等2 なし 19 19.58 17.18 0.00 65.32
130030xx99x3xx 非ホジキンリンパ腫 手術なし 手術・処置等2 3あり 18 17.00 15.07 0.00 74.56
白血病、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、骨髄増殖性疾患などの造血器腫瘍、再生不良性貧血、血小板減少性紫斑病等を中心に、血液の病気全般を診療しています。
症例数1位、2位、5位の診断群分類は、非ホジキンリンパ腫の薬物療法、化学療法を行う症例です。
また症例数3位の診断群分類は急性白血病に対し輸血、化学療法を行う症例となっています。
脳神経外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 66 10.91 8.54 22.73 71.32
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 58 9.43 10.14 13.79 68.62
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 41 17.95 19.58 58.54 69.46
010040x199x0xx 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 17 23.06 23.28 64.71 72.94
160100xx99x01x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 あり 14 27.14 20.19 57.14 75.21
症例数1位と2位の頭蓋・頭蓋内損傷の診断群分類は外傷性の頭蓋内疾患で脳挫傷や慢性硬膜下血腫などを指します。
慢性硬膜下血腫は軽い頭部打撲の後1~2ヶ月してから徐々に血腫が溜まり歩行障害等を起こすもので、必要に応じて局所麻酔で頭蓋骨に穴を開け、点滴の針を刺す簡便で安全な手術を行います。
症例数3位と4位の非外傷性頭蓋内血腫はいわゆる脳内出血です。
眼科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 291 2.10 2.63 0.00 77.38
020220xx97xxx0 緑内障 その他の手術あり 片眼 18 2.06 5.18 0.00 75.44
020110xx97xxx1 白内障、水晶体の疾患 手術あり 両眼 - - 4.67 - -
020110xx99xxxx 白内障、水晶体の疾患 手術なし - - 2.50 - -
- - - - - - -
大部分が白内障の手術(水晶体再建術)を行った症例となっています。
予定入院で、片目の手術の場合は1泊2日入院が多くなっています。
耳鼻いんこう科、頭頸部外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 40 6.90 6.23 0.00 50.60
030240xx97xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 その他の手術あり 26 7.04 8.45 0.00 33.00
030240xx01xx0x 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 扁桃周囲膿瘍切開術等 定義副傷病 なし 26 8.50 8.15 0.00 37.38
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 23 7.35 5.69 0.00 31.57
100020xx010xxx 甲状腺の悪性腫瘍 甲状腺悪性腫瘍手術 切除(頸部外側区域郭清を伴わないもの)等 手術・処置等1 なし 17 8.29 8.06 0.00 65.76
平成28年度より「めまい・平衡神経科」と「頭頸部外科」に細分化され、それぞれの専門領域の医師が診療にあたっています。
症例数1位は、慢性副鼻腔炎に対し内視鏡手術を行った症例です。2位から4位は急性扁桃炎、扁桃周囲膿瘍の症例で、2位、3位は手術あり、4位手術なしの症例です。5位は甲状腺腫瘍に対し手術を行った症例です。
その他、突発性難聴、顔面神経麻痺といった神経障害など緊急の治療・入院が必要な疾患にも対応しています。
乳腺外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1 なし 116 8.14 9.99 0.00 60.73
090010xx02xxxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) 88 6.47 5.67 0.00 54.74
090020xx97xxxx 乳房の良性腫瘍 手術あり 28 4.25 4.04 0.00 42.00
090010xx011xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1 あり - - 15.14 - -
090010xx99x0xx 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 なし - - 9.71 - -
乳がんの診断、治療、乳腺良性疾患全般の治療を行っています。
症例数上位5分類中4分類が乳がんとなっています。患者さん一人ひとりにあった治療を提供するとともに、安心して治療を受けられる環境作りを目指しています。
手術については、形成外科の技術を応用した、目立たない傷と変形の少ない乳房手術を行います。
温存手術が難しい患者さんに対しては、患者さんの病態にあった再建方法を提供しています。
心臓血管外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
050080xx0101xx 弁膜症(連合弁膜症を含む。) ロス手術(自己肺動脈弁組織による大動脈基部置換術)等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり 31 16.52 21.78 0.00 62.65
050080xx97010x 弁膜症(連合弁膜症を含む。) その他の手術あり 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 1あり 定義副傷病 なし 28 10.61 15.83 0.00 83.32
050161xx97x1xx 大動脈解離 その他の手術あり 手術・処置等2 1あり 27 22.85 28.45 14.81 70.33
050163xx03x0xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 ステントグラフト内挿術 手術・処置等2 なし 18 11.67 10.62 0.00 75.94
050163xx01x1xx 非破裂性大動脈瘤、腸骨動脈瘤 大動脈瘤切除術(吻合又は移植を含む。) 上行大動脈及び弓部大動脈の同時手術等 手術・処置等2 1あり 14 21.64 28.13 0.00 77.71
心臓弁膜症、虚血性心疾患、大動脈疾患など成人心臓大血管外科領域全般の診療を行っています。
症例数が最も多い診断群分類は、心臓弁膜症で弁置換術・弁形成術等ありの症例となっています。
また心臓弁膜症と虚血性心疾患とその複合病態に対する外科手術も多く実施しています。
急性大動脈解離などの大動脈の緊急症例が多く、24時間迅速に対応できる体制を整えています。
形成外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
160200xx02000x 顔面損傷(口腔、咽頭損傷を含む。) 鼻骨骨折整復固定術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 16 4.50 4.72 0.00 36.13
180060xx97xxxx その他の新生物 手術あり 13 3.23 5.96 0.00 37.38
090010xx05xxxx 乳房の悪性腫瘍 ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術(乳房切除後) 13 8.08 7.71 0.00 50.31
100100xx97x1xx 糖尿病足病変 手術あり 手術・処置等2 あり 12 72.08 46.13 8.33 56.67
070395xx971xxx 壊死性筋膜炎 手術あり 手術・処置等1 あり 12 76.75 60.98 16.67 57.17
症例数が最も多い診断群分類は鼻骨骨折や頬骨骨折等の顔面損傷に対する手術となっています。
また、症例数3位は乳がんに対する再建手術になります。
乳腺外科と連携した乳がん切除後の乳房再建を実施し、人工物再建から自家組織再建まで幅広く保険診療でカバーしています。
皮膚科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
080020xxxxxxxx 帯状疱疹 40 7.08 9.25 0.00 71.55
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1 なし 36 12.31 13.50 2.78 67.14
080007xx010xxx 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1 なし 12 3.17 3.94 0.00 57.58
050180xx99xx0x 静脈・リンパ管疾患 手術なし 定義副傷病 なし - - 14.17 - -
070010xx970xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) その他の手術あり 手術・処置等1 なし - - 4.50 - -
帯状疱疹や急性膿皮症(蜂巣炎や丹毒等)の症例が多く見られます。
上記の診断群分類はいずれも平均在院日数が全国平均と比べて短くなっています。
リウマチ内科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 19 18.63 21.11 21.05 86.53
180010x0xxx0xx 敗血症(1歳以上) 手術・処置等2 なし 17 14.76 19.61 5.88 75.59
070560xx99x00x 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 16 22.31 14.67 6.25 61.69
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 11 12.64 13.61 0.00 83.09
070560xx97xxxx 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術あり - - 34.59 - -
関節リウマチ、全身性エリテマトーデスといった膠原病疾患の診療を行っています。
症例数3位の「重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患」には、成人スチル病、リウマチ性多発筋痛、全身性エリテマトーデス、シェーグレン症候群、皮膚筋炎等が含まれます。
呼吸器外科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
040040xx97x00x 肺の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 35 8.09 10.06 0.00 70.49
040200xx01x00x 気胸 肺切除術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 14 16.79 9.68 0.00 46.07
040150xx97x00x 肺・縦隔の感染、膿瘍形成 手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 28.63 - -
040040xx9900xx 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし - - 13.49 - -
040040xx99041x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 あり - - 14.42 - -
原発性肺がん、転移性肺腫瘍、気胸・肺嚢胞性疾患、縦隔・胸壁腫瘍などの胸部疾患を扱っています。
また再発、難治性の気胸も多く、手術の適応になります。
呼吸器外科では、術前検査は外来や呼吸器内科入院中に行い、入院期間は肺癌で術後7日前後、若年者自然気胸で術後2-3日と短くてすむような体制をとっています。
アレルギー科
DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
161060xx99x0xx 詳細不明の損傷等 手術なし 手術・処置等2 なし 13 1.77 2.86 0.00 30.54
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 6.05 - -
0400801499x001 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし A-DROP スコア1 - - 14.34 - -
100393xx99xxxx その他の体液・電解質・酸塩基平衡障害 手術なし - - 10.58 - -
161070xxxxx00x 薬物中毒(その他の中毒) 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし - - 3.61 - -
横浜市の政策医療であるアレルギー・免疫異常を担うアレルギー科は、同時に設置されているアレルギーセンターの中心的な役割を果たしています。
アレルギー科が主に担当する疾患は、成人の気管支喘息、好酸球性肺炎、花粉症、食物アレルギー、薬剤アレルギー、アナフィラキシー等となっています。
症例数が最も多い診断群分類の「詳細不明の損傷等」とは主にアナフィラキシーショックです。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード
初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 54 13 - 38 47 - 1 8
大腸癌 46 44 102 40 73 - 1 8
乳癌 87 58 - 10 18 10 1 8,7
肺癌 26 - 47 69 111 23 1 8
肝癌 - 16 28 - 10 24 1 8
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
5大がん(胃癌、大腸癌、乳癌、肺癌、肝癌)について、初発と再発に分けて集計しました。初発は、がんの進行度別(ステージ別)に患者数を算出しています。
ステージⅠが最も早期でステージ数が増えるにつれて進行していることを表しています。
胃がんはステージI、大腸がんはステージⅢ、肺がんはステージ不明が多くなっています。
乳がんはステージⅠ、Ⅱが多く、比較的早期がんの状態で入院されることが多いことがわかります。肝がんはステージⅢが多く、がん種によってバラツキがあります。
成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード
患者数 平均
在院日数
平均年齢
軽症 - - -
中等症 65 12.83 73.97
重症 41 19.22 82.15
超重症 22 17.77 83.95
不明 - - -
市中肺炎とは、入院48時間以降に院内で発生した肺炎や老人施設と長期療養施設で発症した肺炎等を除く肺炎で、A-DROPスコアという重症度分類で重症度を表しています。
①A(Age):男性70歳以上、女性75歳以上 
②D(Dehydration):BUN21mg/dl以上または脱水あり 
③R(Respiration):SpO2 90%以下(PaO2 60Torr 以下)
④O(Orientation):意識障害あり 
⑤P(Pressure):血圧(収縮期)90mmHg以下
上記5項目のうち入院時(入院中に発生した場合は発生時)の状態に該当する項目の合計数で分類しています。
0点:軽症、1~2点:中等症、3点:重症、4~5点:超重症
令和4年度は中等度が最も多く、次いで重症、超重症となっています。
脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード
発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 155 21.73 76.75 38.51
その他 19 26.47 76.16 5.17
脳梗塞の患者数、平均在院日数、平均年齢、転院率を一覧に表しました。発症日から3日以内とその他に分けて集計しています。
大多数は発症早期に入院加療を受けていることがわかります。
社会復帰のためのリハビリテーションが重要であり、数か月のリハビリが必要な場合等およそ4割の患者さんがリハビリ病院へ転院しています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)ファイルをダウンロード
消化器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2cm未満) 等 296 0.09 1.10 0.00 70.40
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 179 1.41 8.98 1.12 77.08
K654 内視鏡的消化管止血術 99 0.84 7.76 1.01 70.64
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術 等 65 1.18 7.03 1.54 75.69
K6871 内視鏡的乳頭切開術 乳頭括約筋切開のみのもの 等 44 1.14 5.09 2.27 75.84
症例数の上位5位までの手術は全て内視鏡的手術となっています。
症例数が最も多い内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術は、入院当日に手術を行い、翌日退院するスケジュールとなっています。
整形外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) 等 138 2.62 16.98 47.10 73.38
K0811 人工骨頭挿入術(股) 等 95 3.15 20.85 54.74 81.93
K0462 骨折観血的手術(前腕) 等 89 1.82 7.13 5.62 56.80
K0821 人工関節置換術(膝) 等 85 1.09 17.66 2.35 74.41
K0483 骨内異物(挿入物を含む)除去術(前腕) 等 82 0.98 1.82 0.00 49.30
症例数が最も多い手術は「骨折観血的手術(大腿)」となっています。
次いで「人工骨頭挿入術(股)」、「骨折観血的手術(前腕)」となっています。
循環器内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K5951 経皮的カテーテル心筋焼灼術 心房中隔穿刺又は心外膜アプローチを伴うもの 等 363 1.10 2.33 0.00 66.37
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術 その他のもの 等 135 3.31 1.92 1.48 70.72
K5952 経皮的カテーテル心筋焼灼術 その他のもの 等 71 2.42 2.86 0.00 60.30
K616 四肢の血管拡張術・血栓除去術 54 2.00 3.78 3.70 72.46
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術 不安定狭心症に対するもの 等 39 0.10 7.95 2.56 69.15
経皮的カテーテル心筋焼灼術は、予定入院が多く、そのほとんどが3泊4日の入院です。
経皮的冠動脈ステント留置術は、予定入院の場合は2泊3日の入院が多く、緊急入院の場合や入院中に急遽手術を行う場合はこれよりも長い日数になる場合があります。
外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 156 1.19 4.46 0.00 59.75
K6335 ヘルニア手術 鼠径ヘルニア 等 72 1.21 2.64 0.00 72.51
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 50 1.00 2.06 0.00 66.46
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 26 3.35 7.54 0.00 71.35
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 等 19 0.84 3.11 0.00 43.00
症例数が最も多い手術である腹腔鏡下胆嚢摘出術は、胆のう結石症や胆のう炎に対して実施しています。
次いで、鼡径ヘルニア、大腸がん、虫垂炎の手術が上位に位置しています。
泌尿器科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8036イ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用) 等 92 1.11 4.86 0.00 77.37
K783-2 経尿道的尿管ステント留置術 90 1.06 5.56 2.22 71.17
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザー) 等 83 1.37 3.90 0.00 61.58
K865-2 腹腔鏡下仙骨腟固定術 等 48 1.00 4.73 0.00 73.08
K843-4 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いる) 等 26 1.58 8.88 0.00 71.19
症例数が最も多い手術は、膀胱がんの手術である「膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの)」、次いで「経尿道的尿管ステント留置術」となっています。
症例数5位の「腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術(内視鏡手術用支援機器を用いる)」は、ロボット支援下に行っています。
経尿道的手術も多く実施され、低侵襲手術が中心となっています。
産婦人科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K8982 帝王切開術(選択帝王切開) 等 60 1.13 6.12 0.00 34.15
K867 子宮頸部(腟部)切除術 42 1.00 1.02 0.00 40.71
K877 子宮全摘術 38 1.11 6.39 0.00 51.42
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡) 36 1.19 5.00 0.00 41.33
K8981 帝王切開術(緊急帝王切開) 等 30 2.30 6.13 0.00 34.70
帝王切開術が多くを占めています。一人ひとりの患者さんの分娩の状況に併せて、安全を第一に考えて分娩方法を選択しています。
また婦人科系手術も内視鏡手術(腹腔鏡下手術、子宮鏡下手術)、腟式手術、開腹手術等様々な術式を扱っています。
眼科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(その他) 等 297 0.11 1.00 0.00 77.22
K2686 緑内障手術(水晶体再建術併用眼内ドレーン挿入術) 18 0.06 1.00 0.00 75.44
K2822 水晶体再建術(眼内レンズを挿入しない) - - - - -
K2821イ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入)(縫着レンズ挿入) - - - - -
- - - - - - -
症例の大部分は白内障の手術である「水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他)」となっています。
予定入院で、片目の場合は、手術当日に入院し、手術の翌日に退院をする2日間入院が基本となっています。
乳腺外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K4763 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 等 90 1.00 5.41 0.00 61.44
K4762 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わない)) 等 89 1.00 4.47 0.00 54.71
K4742 乳腺腫瘍摘出術(長径5cm以上) 等 23 1.00 2.39 0.00 41.26
K4765 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術・胸筋切除を併施しない) 17 1.00 8.76 0.00 61.18
K476-31 動脈(皮)・筋(皮)弁を用いた乳房再建術(乳房切除後)(一次的) - - - - -
症例数上位5位の手術は全て乳がんに関連する手術となっています。患者さんの病態や希望によって最適な術式を選択しています。
また、形成外科の技術を応用した、目立たない傷と変形の少ない乳房手術を行います。温存手術が難しい患者さんに対しては、患者さんの病態にあった自家移植(広背筋皮弁・腹部遊離皮弁)や、エキスパンダー、インプラント等の再建方法を提供しています。
耳鼻いんこう科、頭頸部外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 等 33 1.00 5.09 0.00 28.85
K368 扁桃周囲膿瘍切開術 25 0.04 5.92 0.00 39.56
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 20 1.00 4.85 0.00 51.05
K6262 リンパ節摘出術(長径3cm以上) 等 11 1.00 1.45 0.00 59.18
K347-5 内視鏡下鼻腔手術1型(下鼻甲介手術) 等 10 1.00 5.10 0.00 42.90
平成28年度から「めまい・平衡神経科」と「頭頸部外科」に細分化され、頭頚部外科では頭蓋底から頸部までの外科手術を担当しています。
1位と2位は扁桃炎や扁桃周囲膿瘍に対する手術です。
心臓血管外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K555-22 経カテーテル弁置換術 経皮的大動脈弁置換術 等 27 4.56 5.41 0.00 83.67
K5601ニ 大動脈瘤切除術(上行)(その他) 20 1.30 19.40 0.15 72.05
K5602 大動脈瘤切除術(弓部) 16 5.06 16.19 0.00 73.94
K6153 血管塞栓術(頭部、胸腔、腹腔内血管等)(その他) 14 4.07 5.00 0.00 76.00
K5612ロ ステントグラフト内挿術 1以外の場合 腹部大動脈 11 2.00 7.18 0.00 77.91
大動脈弁狭窄症に対する経カテーテル大動脈弁置換術や大動脈瘤等に対する大動脈瘤切除術、ステントグラフト内挿術等を行っています。
形成外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K333 鼻骨骨折整復固定術 14 1.00 1.00 0.00 43.14
K476-4 ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術(乳房切除後) 13 1.00 6.08 0.00 50.31
K0134 分層植皮術(200cm2以上) 10 31.20 31.00 20.00 59.30
K084 四肢切断術(足) 等 - - - - -
K0052 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2cm以上4cm未満) 等 - - - - -
症例数2位の「ゲル充填人工乳房を用いた乳房再建術(乳房切除後)」は乳がん切除後の手術です。
脳神経外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 等 51 0.94 10.82 25.49 76.10
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) 16 5.63 23.06 25.00 60.88
K1742 水頭症手術(シャント手術) 12 17.75 19.08 41.67 62.50
K609-2 経皮的頸動脈ステント留置術 - - - - -
K1642 頭蓋内血腫除去術(開頭して行うもの) 硬膜下のもの 等 - - - - -
症例数が最も多い手術は慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術となっています。
脳神経外科の手術は緊急入院日当日に行うことが多いため、平均術前日数は全体的に短くなっています。
腎臓内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K6121イ 末梢動静脈瘻造設術 内シャント造設術 単純なもの 等 49 3.78 5.18 0.00 71.43
K616-41 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(初回) 等 12 5.67 8.58 0.00 72.83
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -
K6072 血管結紮術(その他) 等 - - - - -
K607-3 上腕動脈表在化法 - - - - -
血液・腹膜透析療法に関わるアクセスに対する治療として、内シャント造設術、経皮的内シャント拡張術・血栓除去術等を行っています。
呼吸器外科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K514-23 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) 10 2.00 5.10 0.00 68.20
K5131 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除)) 等 - - - - -
K488-4 胸腔鏡下試験切除術 - - - - -
K5143 肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超える) - - - - -
K496-4 胸腔鏡下膿胸腔掻爬術 - - - - -
症例数上位1~3位および5位の手術は胸腔鏡下で行われています。主に肺がん、気胸に対する手術となっています。
術前検査は外来や呼吸器内科入院中に行い、入院期間が短くなるよう体制をとっています。クリニカルパスを導入して周術期の管理に活用しています。
脳神経内科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む) 11 42.55 26.73 36.36 68.00
K178-4 経皮的脳血栓回収術 - - - - -
K386 気管切開術 - - - - -
K654 内視鏡的消化管止血術 - - - - -
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 - - - - -
症例数1位の胃瘻造設術は主に嚥下障害のある患者さんに対し、誤嚥性肺炎を防止する目的で行われています。
2位の経皮的脳血栓回収術は血栓性の脳梗塞に対して行われます。手術は脳神経外科が主体で行い術後管理を脳神経内科で行います。
皮膚科
Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均年齢 患者用パス
K0063 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径6cm以上12cm未満) 等 12 0.08 2.17 0.00 56.67
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) 等 - - - - -
K0053 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部) 長径4センチメートル以上 等 - - - - -
K0062 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径3cm以上6cm未満) 等 - - - - -
K0151 皮弁作成術、移動術、切断術、遷延皮弁術(25cm2未満) - - - - -
症例数1位の皮膚、皮下腫瘍摘出術は主に皮膚良性腫瘍に対して行われ、腫瘍の大きさ別に術式が分かれます。
2位の皮膚の悪性腫瘍には悪性黒色腫、基底細胞がん、有棘細胞がん、ボーエン病、乳房または乳房外パジェット病などがあります。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)ファイルをダウンロード
DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 - -
異なる 14 0.10
180010 敗血症 同一 52 0.38
異なる 131 0.97
180035 その他の真菌感染症 同一 - -
異なる - -
180040 手術・処置等の合併症 同一 14 0.10
異なる - -
臨床上0件にはなりえないものの、医療の質向上のため、できるだけ改善すべき症例の集計になります。
救命救急センターから重篤な患者さんを多く受け入れているため、敗血症は入院時より発症している症例も多く見られます。
更新履歴
2023.9.28

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