放射線治療科

Original Update by Dr.Farouk

HOME > 診療科・部門ご紹介 > 各診療科のご案内 > 放射線治療科

放射線治療科について

がんは現時点ですでに日本における死因の第1位を占めておりますが、今後人口の高齢化に伴いさらに増えることが予想されております。
がん治療の3本柱として外科手術、化学療法、放射線治療がありますが、放射線治療は他の治療方法と比較して、高齢者においても安全で身体への負担の少ない治療方法です。
比較的小さいがんであれば放射線治療単独でも治癒することが可能です。
手術を行えば身体の形や機能が失われてしまうような部位のがん、例えば喉頭がんなどでは、声を失わずにすむため、手術よりも放射線治療が選択されます。
その他の部位のがんでも手術や化学療法が不安であるといった方や合併症を持った方も放射線治療であれば選択されることがあります。

当院では、最新型のリニアックと呼ばれる放射線治療装置(Varian社製 TrueBeam)を導入しており、年間250名ほどの新患を受けて治療を行っています。
がんに対する根治的な放射線治療の他に、症状緩和を目的とした放射線治療や外科手術や化学療法との組み合わせによる放射線治療も行っております。

また、当院では放射性同位元素を利用した放射線治療(アイソトープ治療)も行っています。
アイソトープ治療は、治療薬を内服あるいは注射することにより、身体の中から放射線治療を行います。現在、バセドウ病、甲状腺がん術後および進行前立腺癌(骨転移)に対する治療を行っています。

医師紹介

放射線治療科部長 大谷 洋一(おおたに よういち)

出身大学

埼玉医科大学

医師免許取得年

1984年

専門分野

放射線治療
(特に頭頚部癌、乳がん、肺がん、前立腺がん)

専門医・認定医・指導医

日本放射線腫瘍学会専門医・認定医
日本医学放射線学会放射線治療専門医・研修指導者
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了

原発巣別放射線治療患者数

2020年度 2021年度 2022年度
脳・脊髄腫瘍 1 6 2
頭頚部腫瘍 21 14 13
食道がん 8 11 9
肺がん・気管・縦隔腫瘍 38 29 28
乳がん 110 118 76
肝・胆・膵がん 9 5 4
胃・小腸・結腸・直腸がん 22 11 9
婦人科腫瘍 7 9 8
泌尿器系腫瘍 27 36 11
造血器リンパ系腫瘍 6 3 6
皮膚・骨・軟部腫瘍 5 1 0
その他(悪性腫瘍) 1 0 0
良性疾患 3 2 2
年間合計 258 245 168
院内 240 224 158
院外 18 21 10
*2022年度は放射線治療装置更新期間含む

アイソトープ治療

2020年度 2021年度 2022年度
バセドウ病(ヨウ素) 26 34 14
甲状腺がん(ヨウ素) 5 7 5
前立腺がん(ラジウム) 1 1 3
*2022年度はヨウ素カプセル供給不足の影響あり

外来担当医表・休診表

横浜市立みなと赤十字病院各科外来担当医表

診療科     備考
放射線治療科
治療新患
核医学新患
荻 成行 大谷 洋一
荻 成行
大谷 洋一 - - 予約制
再診 大谷 洋一 大谷 洋一 大谷 洋一 - 大谷 洋一 予約制

治療新患・再診 大谷 洋一 大谷 洋一 大谷 洋一 - 大谷 洋一 予約制

放射線治療科

午前
治療新患
核医学新患
荻 成行
再診 大谷 洋一
治療新患
核医学新患
大谷 洋一
荻 成行
再診 大谷 洋一
治療新患
核医学新患
大谷 洋一
再診 大谷 洋一
治療新患
核医学新患
-
再診 -
治療新患
核医学新患
-
再診 大谷 洋一
備考
治療新患
核医学新患
予約制
再診 予約制
午後
治療新患・再診 大谷 洋一
治療新患・再診 大谷 洋一
治療新患・再診 大谷 洋一
治療新患・再診 -
治療新患・再診 大谷 洋一
備考
治療新患・再診 予約制

備 考
・受付時間 午前8時15分 ~ 午前11時00分
・診療開始時間 午前9時00分
・休診日
土曜日、日曜日
国民の祝日に関する法律に規定する休日
1月2日、1月3日及び12月29日から12月31日まで
・「再診」は、原則的に予約のみの診察です。
・予約のない方は、「新患・予約外」担当医が診察しますが、
 診療科によっては当日受診できない場合もありますので
 予めご了承ください。
*令和6年3月1日現在の情報であり、今後変更が生じます。
*外来担当医表に関するお問い合わせは当院医事課外来係までお願いいたします。


横浜市立みなと赤十字病院
住所:横浜市中区新山下3-12-1
代表電話番号:045-628-6100

ページTOPへ