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乳腺外科

Department of Breast Surgical

乳腺外科

乳腺外科について

乳腺外科では、乳がんの治療を中心に、乳房に発生する病気を治療しています。女性の9人に1人が患う乳がん。当院では、最新の医療機器と専門医師による診療で、世界標準の治療を提供いたします。

乳がんは、若い女性を含め、幅広い年代にみられるがんです。当院では、乳房同時再建・頭皮冷却による脱毛抑制・遺伝診療・心理サポート・がん相談支援など、様々な選択肢とサポートを提供し、がん治療のみでなく、患者さんの“生きる”をサポートいたします。

治療について

最新の知見に基づく治療を、できるだけわかりやすく説明し、患者さんとの話し合いを踏まえた上で、治療方針を決定いたします。早期乳がんの治療には、局所治療(手術、放射線)と全身治療(薬の治療)があり、それらを組み合わせて治療を実施。手術では、整容性の高い治療をめざし、乳房を失う場合でも、患者さんに合わせた3種の乳房再建の選択肢を提供しております。薬の治療では、最新の知見を取り入れた薬物療法を行い、医師のみではなく、薬剤師や看護師によるサポートを提供。2025年10月からは、化学療法時の脱毛を抑制する頭皮冷却装置*を導入いたしました。(*自費診療となります。)

その他、遺伝外来、リンパ浮腫外来、乳房再建外来、がん看護サポート外来などの専門外来に加え、患者さん同士の語らいの場である乳がん患者会“ひまわりの会”、ホームページやオリジナル冊子などでの情報提供にも力を入れています。

医師紹介

院長補佐/乳腺外科部長

清水 大輔(しみず だいすけ)

専門分野

  • 乳腺外科

経歴

  • 出身大学:山梨医科大学
  • 医師免許取得年:1996年
  • 専門医・認定医・指導医(資格):
    • 日本外科学会外科専門医
    • 日本乳癌学会認定医・乳腺専門医・指導医
    • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
    • NPO日本乳がん検診精度管理中央機構検診マンモグラフィ読影認定医(更新講習会試験評価AS判定)
    • 日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会乳房再建用エキスパンダー/インプラント責任医師
    • 日本病院会 医療安全管理者
    • がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了
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副部長

門倉 俊明(かどくら としあき)

専門分野

  • 乳腺外科

経歴

  • 出身大学:弘前大学
  • 医師免許取得年:2006年
  • 専門医・認定医・指導医(資格):
    • 日本外科学会外科専門医
    • 日本乳癌学会認定医
    • 日本がん治療認定医機構がん治療認定医
    • がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修修了
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医師

足立 祥子(あだち しょうこ)

医師

富田 世恋(とみた せれん)

外来担当医表・休診表

診療科 月 火 水 木 金 備考
乳腺外科 午前 新患・再診 清水 大輔
門倉 俊明
足立 祥子
富田 世恋
清水 大輔
門倉 俊明
足立 祥子
富田 世恋
– 門倉 俊明
足立 祥子
富田 世恋
清水 大輔
交代制
紹介状必須
事前予約制
乳房再建外来 横山 明子 – – – – –
リンパ浮腫外来 – – セラピスト – セラピスト –
午後 新患・再診 – 清水 大輔
門倉 俊明
足立 祥子
富田 世恋
– – 清水 大輔
門倉 俊明
足立 祥子
富田 世恋
紹介状必須
事前予約制
*横浜市乳癌検診は健診センターにて実施
遺伝外来 清水 大輔 – – – – –

診療科

乳腺外科

午前

月

新患・再診

清水 大輔
門倉 俊明
足立 祥子
富田 世恋

乳房再建外来

横山 明子

リンパ浮腫外来

–

火

新患・再診

清水 大輔
門倉 俊明
足立 祥子
富田 世恋

乳房再建外来

–

リンパ浮腫外来

–

水

新患・再診

–

乳房再建外来

–

リンパ浮腫外来

セラピスト

木

新患・再診

門倉 俊明
足立 祥子
富田 世恋

乳房再建外来

–

リンパ浮腫外来

–

金

新患・再診

清水 大輔
交代制

乳房再建外来

–

リンパ浮腫外来

セラピスト

備考

新患・再診

紹介状必須
事前予約制

乳房再建外来

–

リンパ浮腫外来

–

午後

月

新患・再診

–

遺伝外来

清水 大輔

火

新患・再診

清水 大輔
門倉 俊明
足立 祥子
富田 世恋

遺伝外来

–

水

新患・再診

–

遺伝外来

–

木

新患・再診

–

遺伝外来

–

金

新患・再診

清水 大輔
門倉 俊明
足立 祥子
富田 世恋

遺伝外来

–

備考

新患・再診

紹介状必須
事前予約制
*横浜市乳癌検診は健診センターにて実施

遺伝外来

–

乳腺外科
11月9日(月)清水休診

診療実績

2025年度実績:乳がん手術件数 264例、乳房同時再建 23例

病気を知る

乳がん

乳房(正確には乳腺)にできる悪性腫瘍を指します。

非浸潤癌と浸潤癌:
乳癌には大きく分けて、非浸潤癌と浸潤癌があります。非浸潤癌は、乳汁を運ぶ管の中にできた癌が、管の中にとどまっている癌のことで、転移をきたすことは稀です。検診で見つかることが多いタイプの癌です。一方、浸潤癌は、乳管を飛び出し、しこりを作るがんのことで、周囲のリンパ管や血管に入り込み、転移をする可能性があります。しこりを自覚され見つかることが多いタイプの癌です。非浸潤癌では転移は稀なため、主な治療は手術や放射線といった局所治療となります。一方で、浸潤癌は、転移をする可能性があるため、局所治療に加え、全身治療(薬の治療)が必要になります。


図1 浸潤がんと非浸潤がん

浸潤癌のタイプ:
浸潤癌には、いくつかのタイプがあります。主に、癌細胞にある、ホルモン受容体とHER2受容体の有無で分類され、それぞれ治療方法も異なります。


図2 乳癌のタイプ

手術
乳癌の手術には、乳房部分切除と乳房切除があります。
違いを、以下の表にお示しいたします。




図3 乳房部分切除と乳房切除の違い

乳房再建:
患者さんの乳房の形や希望に合わせ、以下の3つの方法を提供しております。


図4 乳房再建の方法

放射線治療:
乳房部分切除を施行した場合、または、全摘の場合でも腫瘍が大きい場合や、リンパ節転移が多数ある場合に施行します。治療と生活との両立を考え、寡分割照射という、照射回数の少ない治療を積極的に提供しております。

全身治療:
乳癌は、腫瘤を形成した時点から、血液やリンパの中に入りこむ可能性があることが知られています。手術でがんを取り除いても、再発する方がいるのは、そのためです。手術前、手術後に薬の治療を行うことで、再発を減らすことができます。 くすりの治療には、ホルモン治療、抗がん剤治療、分子標的治療などがありますが、どの治療を選択するかは、がんのタイプと再発リスクによって決まります。


図5 乳がんの薬物療法

当院での乳がん治療の詳細については、ブレストセンターホームページ“乳がんinfo”で紹介しております。是非ご覧ください。

また、ご不明な点などあれば、セカンドオピニオンも受け付けております。
セカンドオピニオン外来についてはこちら

乳腺良性腫瘍

悪性腫瘍と良性腫瘍の違い:
細胞の形が崩れ、無秩序に増え、浸潤(周囲に染み入るように広がる)や、転移(血管などを通して飛ぶ)をきたす腫瘍のことを悪性腫瘍と言います。一方で、細胞の形が崩れず、浸潤や転移もきたすことがない腫瘍のことを良性腫瘍といいます。乳腺の良性腫瘍には、多くの種類がありますが、主なものを以下にお示しいたします。

乳腺嚢胞:
小さいものを含めれば、多くの女性に見られます。乳汁を出す管(乳管)の中になんらかの理由で水が溜まり、膨らんだものです。 細胞の増殖によりできた塊のことを腫瘍というため、厳密には腫瘍ではありません。超音波検査などで、偶然発見されることが多く、治療の必要はありません。

線維腺腫:
20-30代の女性に多くみられる腫瘤です。乳管成分とその周囲の成分(間質)が増えてしこりになったものです。急速に大きくなる時、3cmを超える腫瘤の時に手術適応となる場合があります。

葉状腫瘍:
30〜50代の女性に多くみられる腫瘍です。線維腺腫に似ていますが、線維腺腫と比較して間質成分の増生が多いものを葉状腫瘍と呼びます。良性・境界悪性・悪性があり、治療は手術となります。

乳管内乳頭腫:
乳管内に発生する乳頭状(八つ頭状)の腫瘍です。乳頭分泌を伴うことが多く、がんとの鑑別が必要になります。血性の分泌が続く場合や、がんとの鑑別が難しい場合に、手術となります。

その他の良性腫瘍:
発生頻度は多くありませんが、腺筋上皮腫・乳管腺腫・乳頭部腺腫などがあります。

乳がん患者会「ひまわりの会」

乳がん患者会「ひまわりの会」は乳がん患者さんとそのご家族が、気楽におしゃべりできる憩いの場です。同じ体験をした仲間と、様々な不安、悩み、体験談などを語り合いませんか?どうぞお気軽にご参加ください。

  • 開催スケジュール:第3木曜日(原則毎月1回)14:00〜16:00
  • 開催場所:横浜市立みなと赤十字病院 5階 化学療法センター奥

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