腎臓内科

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腎臓内科について

腎臓・高血圧内科

われわれ腎臓内科は信頼される医療を目標に内科的腎疾患の早期から進行した段階すべてにおいて最善の治療を提供できるように日々の診療を行っています。

◎腎臓内科の特徴
診療の対象となる疾患は多岐にわたります。大きく分けて3つの柱があります。
①内科的腎疾患
慢性糸球体腎炎、急速進行性糸球体腎炎、ネフローゼ症候群、
尿細管間質性腎炎、急性腎障害、慢性腎臓病(慢性腎不全)、多発性嚢胞腎
糖尿病性腎症、電解質異常(低Na血症、低K血症、低Mg血症)などがあります。

※多発性嚢胞腎に対する“嚢胞腎外来”を開設し、トルバプタン治療、合併症検索などを積極的に行っています。
多発性嚢胞腎専門外来について
多発性嚢胞腎とは
多発性嚢胞腎は腎臓の嚢胞が大きくなり、腎臓が低下し透析が必要な末期腎不全に至る遺伝性腎疾患です。30-40歳代まではほとんど症状がないといわれています。腎機能低下のスピードは個人差が大きく、中には生涯、腎機能が保たれる患者さんもいます。腎臓の嚢胞以外に高血圧症、脳動脈瘤や心臓弁膜症を合併することもあります。
多発性嚢胞腎
多発性嚢胞腎の診断
多発性嚢胞腎は遺伝性腎疾患では患者数が約31,000人と最も多く、約4,000人に1人が発症するといわれています。診断は、ガイドラインで示された手順に則って行われ、MRIまたはCTによる画像評価や家族歴の確認が必要となります。
多発性嚢胞腎の診断
多発性嚢胞腎の治療
多発性嚢胞腎と診断された場合、血圧管理や生活指導が行われますが、一定の条件を満たす場合には、抗利尿ホルモン受容体拮抗薬;トルバプタンの治療が勧められることもあります。トルバプタンには多発性嚢胞腎の進行抑制効果が期待されています。治療開始時には短期入院が必要です。こういった努力にも関わらず腎機能低下が進行した場合には、移植・腹膜透析・血液透析といった腎代替療法を行います。透析療法になった多発性嚢胞腎患者の生命予後は他疾患による腎不全患者と比較し良好といわれています。

当院では、多発性嚢胞腎の患者さんによりよい治療を提供するために専門外来として多発性嚢胞腎外来を開設しています。納得のいく治療が受けられるよう外来受診時にはご不安やご不明な点があればなんなりとおっしゃってください。
②血液浄化療法
血液透析療法 慢性腎不全、急性腎障害
腹膜透析療法 慢性腎不全
アフェレーシス療法(血漿交換、血液・血漿吸着療法、腹水濃縮療法 etc)

血液・腹膜透析療法に関わるaccessに対する治療
シャント作成、シャントPTA、腹膜透析カテーテル留置

③高血圧症
難治性高血圧症
二次性高血圧症

医師紹介

腎臓内科部長 藤澤 一(ふじさわ はじめ)

出身大学

信州大学

医師免許取得年

2001年

専門分野

糸球体腎炎
慢性腎臓病
腎代替療法(腹膜透析、血液透析)
難治性高血圧症

専門医・認定医・指導医

日本内科学会認定内科医・指導医・総合内科専門医
日本腎臓学会腎臓専門医・指導医
日本透析医学会透析専門医・難病指定医
日本腎代替療法医療専門職推進協会腎代替療法専門指導士

医師 源馬 拓(げんま たく)

出身大学

千葉大学

医師免許取得年

2014年

専門分野

腎臓内科一般

専門医・認定医・指導医

日本腎臓学会腎臓専門医・指導医
日本透析医学会透析専門医
臨床研修指導医
日本内科学会認定内科医
東京医科歯科大学臨床講師

医師 髙橋 郁太(たかはし いくみ)

出身大学

浜松医科大学

医師免許取得年

2015年

専門分野

腎臓病一般
腎不全の治療
透析治療

専門医・認定医・指導医

日本内科学会認定内科医・指導医
日本腎臓学会腎臓専門医
日本透析医学会透析専門医
日本透析医学会VA血管内治療認定医
透析バスキュラーアクセスインターベンション治療医学会VAIVT認定専門医
多発性嚢胞腎協会PKD認定医
日本救急医学会認定ICLSインストラクター
身体障害者福祉法第15条指定医
難病指定医(腎臓内科)
東京医科歯科大学臨床講師
臨床研修指導医
がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会

医師 田邉 まどか(たなべ まどか)

出身大学

北里大学

医師免許取得年

2017年

専門分野

腎臓内科一般

専門医・認定医・指導医

がん診療に携わる医師に対する緩和ケア研修会修了
東京医科歯科大学臨床講師

医師

尾田 陸(おだ りく)

外来担当医表・休診表

横浜市立みなと赤十字病院各科外来担当医表

診療科     備考
腎臓内科
新患・再診 藤澤 一 田邉 まどか
尾田 陸
源馬 拓 藤澤 一
高橋 郁太
藤澤 一
石本 育栄
-
特殊外来 ●嚢胞腎外来
■シャント外来
■シャント外来 ■シャント外来 ■シャント外来 ■シャント外来 ●11:00~12:00
再診のみ
■12:00~13:00
時間変動有

再診 藤澤 一 - - - - -
特殊外来 ☆腎代替療法選択外来 ☆腎代替療法選択外来 〇腹膜透析外来 ☆腎代替療法選択外来 〇腹膜透析外来
□嚢胞腎外来
再診のみ
〇13:30~14:30
□15:30~16:30
☆14:00~16:00

腎臓内科

午前
新患・再診 藤澤 一
特殊外来 ●嚢胞腎外来
■シャント外来
新患・再診 田邉 まどか
尾田 陸
特殊外来 ■シャント外来
新患・再診 源馬 拓
特殊外来 ■シャント外来
新患・再診 藤澤 一
高橋 郁太
特殊外来 ■シャント外来
新患・再診 藤澤 一
石本 育栄
特殊外来 ■シャント外来
備考
新患・再診 -
特殊外来 ●11:00~12:00
再診のみ
■12:00~13:00
時間変動有
午後
再診 藤澤 一
特殊外来 ☆腎代替療法選択外来
再診 -
特殊外来 ☆腎代替療法選択外来
再診 -
特殊外来 〇腹膜透析外来
再診 -
特殊外来 ☆腎代替療法選択外来
再診 -
特殊外来 〇腹膜透析外来
□嚢胞腎外来
備考
再診 -
特殊外来 再診のみ
〇13:30~14:30
□15:30~16:30
☆14:00~16:00

備 考
・受付時間 午前8時15分 ~ 午前11時00分
・診療開始時間 午前9時00分
・休診日
土曜日、日曜日
国民の祝日に関する法律に規定する休日
1月2日、1月3日及び12月29日から12月31日まで
・「再診」は、原則的に予約のみの診察です。
・予約のない方は、「新患・予約外」担当医が診察しますが、
 診療科によっては当日受診できない場合もありますので
 予めご了承ください。
*令和6年3月1日現在の情報であり、今後変更が生じます。
*外来担当医表に関するお問い合わせは当院医事課外来係までお願いいたします。


横浜市立みなと赤十字病院
住所:横浜市中区新山下3-12-1
代表電話番号:045-628-6100

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