2022/1/5
初めまして。クリティカルケア認定看護師の佐藤絵美と申します。私は普段、ICU・HCU病棟で働いております。
みなさん、「ICU」や「クリティカル」と聞くと、怖いなとか、ピリピリしているのかなっていうイメージが漠然とあると思います。看護の実際も、治療や検査などが一日の大半を占めるかたちとなりますが、その中でも私たちのできる看護ってたくさんあるんですよ。
患者さんは生命の危機的状態であり、精神的にも身体的にもシビアな状況にありますが、だからこそ、私たちの関わりや、声かけがすぐに患者さんの身体や心に変化としてあらわれます。
患者さんの身体の変化をタイムリーにアセスメントし、生体反応について予測し、状態が悪化しないよう予防したり、悪くなっても最小限に抑えようと日々看護を行っています。
私一人では患者さんの看護にあたることはできません。一人の患者さんをチームで支え、心配なことや不安に思うことはチームで共有し、解決できるよう働きかけます。
ですから、日々働いていてもチームの仲間がお互いを支えているのでとても心強いですし、やりがいを感じる日々を送っています。クリティカルな看護ってすごく楽しいんだよーっていうことを一緒に働くスタッフと共有しながら過ごしています。
どうぞ、これからよろしくお願い致します。
2022/1/4
こんにちは。急性・重症患者看護専門看護師の小松です。
急性・重症患者看護専門看護師は、緊急度や重症度の高い患者さんに対して集中的な看護を提供し、患者さんとご家族の支援、医療スタッフ間の調整などを行い、最善の医療が提供されるよう支援する役割を担っています。
現在私は、ICU・HCUに所属しており、突然の病気の発症や手術などの侵襲的治療を受ける患者さんやご家族に対して、苦痛緩和を図り早期回復に向けた支援を行っています。
また患者さんやご家族に必要なケアが行われるよう多職種との協働を通して調整や、権利擁護のための倫理調整を行っています。
今後は実践の場での研究活動や、部署内外からの相談や教育を通して、より質の高いクリティカルケアを患者さんやご家族に提供できるよう努めていきたいと思います。
2021/12/28
救急災害業務課よりブログが届きましたので、ご紹介します。
救急災害業務課 課長 高野です。
東京2020オリンピック・パラリンピック大会において、当院は大会関係者の受け入れ病院として傷病者の受け入れを行った他、医師、看護師を競技会場へ派遣して大会運営に協力したとして、山中横浜市長から感謝状をいただきました。
当院では災害時の救護活動だけではなく臨時救護として、大規模イベントや国際会議等にも医師、看護師等を派遣している他、傷病者の受入れを行っています。
これからも、臨時救護を通じても地域に貢献してまいります。
2021/12/6
院内教育では、主に院内教育キャリアラダーコースのレベルⅠ~Ⅲの「フィジカルアセスメント」で講義、演習を行っています。
その他にも、多職種で構成する院内救急サポートチームと医療安全推進室で企画、運営する全職員対象の「メディカルラリー」(医師1名・看護師6名のチーム)研修を担当しています。
また、病棟やリハビリテーション科などから依頼を受け、急変時対応の講義、演習や救命救急センターで勤務するスタッフにトリアージやショック時の対応など医療職からコメディカルまで幅広く、院内における異常の早期発見・救命技術の向上を目指しています。
院外では、看護専門学校の学生に対し、災害現場の状況をイメージ化でき、災害看護の必要性を学ぶという目的で講義、演習を行っています。
2021/12/3
こんにちは、看護師長のNです。
今日は、キャディさん発案による医療従事者チャリティ活動のご紹介です。
今平周吾プロのバッグを担ぐ柏木一了キャディが、選手たちに呼びかけ「使用済みボール」を回収し、それらをチャリティ販売した資金で、医療従事者にお菓子を送ってくださる活動をされています。
コロナ禍以降、無観客試合が続き、普段ならギャラリーやボランティアにあげることができる使用済みボールを、ゴミ箱に捨てる選手の姿が目につき、このような活動につなげたとニュースにもなっていました。
その活動のおかげで、こんなにたくさんのお菓子を当院にもいただきました。
キャディさんや選手の皆様、ファンの皆様、関係者の皆様等、多くの方々が、私たち医療従事者を応援してくださっていることを知り、温かい気持ちになりました。本当にありがとうございました。
私見になりますが、皆様が健康で過ごされることも、もう一つの医療者支援です。
どうぞ、お身体ご自愛され、ご活躍されることを祈念しています。