2024/03/12
こんにちは、排尿ケアチーム看護師Hです。
みなさん、排尿ケアチームとは一体どんなチームだと思いますか?
排尿ケアチームとは、人間の尊厳として大切な排泄について考える、対象者にとって排尿管理の自立を目指しQOL向上を目指すために活動しているチームです。週一回各病棟を周り病棟看護師とカンファレンスをしたり、外来患者さんの指導を行っています。
今回は、病院から飛び出して、横浜市内で排尿ケアチームを立ち上げる方に向けての懇話会に参加してきました!当院泌尿器科部長の講演と、チーム看護師として活躍するMさんが発表し、当院の活動を知ってもらう機会となりました。懇話会終了後には、参加された他院の方とも情報交換し、患者さんのために排尿ケアをもっと広めたいと、とてもよい刺激になりました。
ぜひ皆さんも排尿ケアチームのメンバーとなり、一緒に活動してみませんか⁈
お待ちしています!
2024/03/04
6A病棟のMです。今回は病棟の活動について紹介します。
6A病棟は脳神経外科・脳神経内科の病棟です。脳神経疾患の影響から認知機能の低下がある患者さんにどのような看護が必要なのか日々考えながら支援をしています。
その中から実際に病棟で行っている看護について紹介します。
認知機能の低下がある患者さんで記憶障害があり、看護師の言ったことを忘れてしまうため、「トイレに行くときはナースコールを押してください」「朝食後の薬があります。」など、
必要なことを紙に書き、その紙を一緒に見ながら説明をしています。
また、環境の変化により大きな声を出してしまう患者さんがいます。このような場合は、日中景色の見える場所に散歩をする 、または、リハビリスタッフと協力して車椅子に乗る時間を設けるようにしています。車椅子に乗っている患者さんの表情は笑顔で、入院前の生活や好きな事、趣味を話して下さる患者さんもいて、私たち看護師もその笑顔に元気をもらっています。
これからも工夫をしながら患者さんが少しでも笑顔で入院生活が送れるように関わっていきたいと思います。
2024/02/26
こんにちは。
本日は、感染制御チーム(ICT)チームの活動についてご紹介します!
ICTとは、
Infection(感染)、Controlコントロール(制御)、Team(チーム)の略称で、院内の職員のみならず、患者さんとそのご家族に対して、感染対策防止活動を行っているチームです。
メンバーは、医師・看護師・薬剤師・臨床検査技師・放射線技師・臨床工学技士・栄養士・作業療法士の多職種で構成され、協働で活動しています。主な活動内容は、院内の環境ラウンドや、定期的な感染教育の実施、耐性菌発生状況の監視などです。特定の病棟から耐性菌が増えたときは、患者さんへ感染が伝播しないよう、迅速に情報を共有し対策を検討する必要があり、検査技師と協力し環境培養を実施することもあります。また、針刺し事故が起きた際は、チーム内で原因を分析し、より安全な器材はないか選定することもあります。目に見えない細菌やウイルスなど微生物の拡がりを防止していくことは大変な労力を要しますが、やりがいも感じています。当院に来られるすべての方に安心していただけるように、職種それぞれの専門性を発揮し感染対策に取り組んでいきたいと思います。
2024/02/14
こんにちは☆
5C病棟のHです。今回は、5C病棟の紹介をさせていただきます!
5C病棟は、産科・婦人科が主ですが、他にも、整形外科や内分泌科などなど、女性の患者さんが入院されている混合病棟です。
産科があるので、毎日赤ちゃんの泣き声に癒されながら働いています(*‘∀‘)
分娩という命の誕生を看ている一方で、がん患者さんの対応をすることもあり、看護師・助産師としての業務は多岐にわたりますが、多職種カンファレンスや周産期カンファレンスなど、様々なカンファレンスを開催しており、1人1人に合ったケアを提供できるように日々取り組んでいます。
出産や入院が多く、忙しさはありますが、その分やりがいを感じる職場です!
2024/01/18
こんにちは。6D(整形外科)病棟のOです。
今回は骨折リエゾンサービス(通称FLS(エフエルエス))チームの活動についてご紹介します。
近年、高齢化社会に伴い骨粗鬆症の進行によって骨折する患者さんが増えています。そのため、手術をしても、土台の骨は弱く、転びやすい体のままではまた骨折してしまう、いわゆる「二次骨折」をいかに予防するかが重要です。
当院FLSチームは、骨粗鬆症による再骨折を防ぎ、すこしでも長くその人らしい日常生活が送れるよう継続的にサポートすることを目標に、院内だけでなく地域医療機関とも連携しながら取り組んでいます。
先日、二次骨折予防の意義やチームの活動状況をもっと多くの院内の医療スタッフにも知ってもらうために院内勉強会を開催しました。今回の学習会では、薬剤師からの治療薬の特徴や副作用に関する講義もあり、「薬の作用がわかりやすかった」「イラストや実例で理解しやすかった」と評価をいただきました。
骨粗鬆症に関する知識を有する専門スタッフとして、一般社団法人日本骨粗鬆症学会が認定する「骨粗鬆症マネージャー」という資格があります。当院ではこれまで骨粗鬆症マネージャーの資格を有するスタッフが1名のみでしたが、今年度新たに2名が認定試験に合格しました。
再骨折を「しない、させない」という思いで、これからも患者さんやその家族だけでなく、医療スタッフにも向けた啓発活動にチーム一丸で取り組んでいきたいです。