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特定行為に係る看護師とは

チーム医療を推進し、看護師がその役割をさらに発揮するため、2014年6月に「特定行為に係る看護師の研修制度」が創設されました。2015年10月より研修制度が開始され、当院でもこの研修を行っています。

特定行為:厚生労働省ホームページ
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000050325.html

特定行為研修:看護協会ホームページ
https://www.nurse.or.jp/nursing/education/tokuteikenshu/index.html

特定行為に係る看護師の研修制度

当院では「創傷管理関連」および「栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連」の研修を行っています。

横浜市立みなと赤十字病院特定行為研修進度表


*時間数は、講義、演習、実習の時間数の合計である。

当院の特定行為研修を修了した看護師

特定行為研修修了看護師(緩和ケア認定看護師)

特定行為研修修了看護師(緩和ケア認定看護師)

私は「栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連」の特定行為研修を修了しました。日常業務と研修との両立は、心が折れそうになることもありましたが、指導医や指導者からのサポートと、同じ時期に研修を受けていた同僚と励まし合いながら乗り越えることが出来ました。また組織支援として、放送大学の受講料の18,000円が半額免除され、月20時間の学習時間を保証してもらっていました。

研修修了後は、術前・術後の栄養管理への介入や、診察前の問診を行い、質の高い医療・看護を効率的に提供できるように活動したいと思っています。また、当院は認定看護師による同行訪問を実施しているので、特定行為研修で学んだ栄養・水分管理や、緩和ケア領域の苦痛症状の緩和などを在宅医療の場で実践し、貢献していきたいです。

特定行為研修修了看護師(皮膚排泄ケア認定看護師)

特定行為研修修了看護師(皮膚排泄ケア認定看護師)

皮膚・排泄ケア認定看護師の資格取得後、褥瘡患者に対するケアの指導、スキンテア、手術部位感染による創部の離開、がんの自壊創、下肢潰瘍や失禁ケアなど、多岐にわたり創傷のある患者と関わってきました。特定行為研修の創傷関連を受講するきっかけは、今まで経験してきた症例を通して、創傷をもつ患者さんは、身体的・精神的・社会的な三側面すべにおいて苦痛を伴います。その苦痛を統合的に理解し関わっていくことができるのは、専門的な知識と技術を持ち合わせた認定看護師だからこそ、できたと思っています。さらに、特定行為を習得することで、創部の状態から適切な判断ができ、処置とケアがタイムリーにできるようなり、創傷に対して早期に対応できるようになります。早期に対応することで、患者・家族や医療者全体の処置とケアに関わる負担も軽減できるようになると思います。昨今、在宅で過ごす患者が増加していく時代の中で、創部を持ったまま在宅で過ごす患者・家族にとって簡便に処置ができて、重症化するリスクを低下させていくことが、この特定行為によりできるのではないかと思います。QOLの維持・向上につなげることができると思い受講し、知識と技術を習得していきたいと思っています。