2021/12/2
放射線療法は、根治を目指すための治療だけでなく、痛みなどの苦痛を和らげるための緩和的治療も行っており、ステージ、年齢問わずあらゆるがん患者さんに対応した治療法です。
患者さんが不安なく安全な治療を受けられるよう、放射線治療室において、病棟・外来看護師との連携を図りながら、セルフケア支援、有害事象ケアを中心とした治療完遂のための支援を行っています。
また、部署や病棟での勉強会の開催、治療に関するケア方法、放射線被ばく、防護に関するコンサルテーションも行っています。治療期間、患者さんと毎日接する中で患者さんは様々悩みや思いをもって治療室に来られていることを実感しています。
一人一人の患者さんの思いに寄り添い、一緒に考えていけるよう、認定看護師としてお手伝いができたらと考えています。
2021/11/29
看護副部長 福家です。
いつも春に行っているカメラマンによる写真撮影会が追加で行われました。
本来ならこの追加撮影会は、6月に予定していたのですが、梅雨と緊急事態宣言と天候不良で延期延期となり、4度目の正直でこのたびやっと実現しました。
担当者の間では「きっと担当者の誰かが雨女か雨男なんだね」という話になっています(笑)
この撮影が終了し、看護師募集のパンフレットもようやく新しい写真を差し替えることができます。
看護学生のみなさん、新しいパンフレットの完成を楽しみにお待ちください。
写真はICUのメンズナースを撮っているところです。
メンズナース3人の写真は、看護部ホームページの「みなと男子」のページに使用する予定です。
どんな完成写真になっているか、ぜひ看護部ホームページを直接閲覧して探してみてください。
2021/11/26
糖尿病は食事・運動など日常生活が大きく影響する疾患です。しかも、患者さんは長い人生を糖尿病と付き合っていかなければなりません。そのために、いくら治療のためとはいえ、糖尿病中心の生活に自分の生活を完全に変えるのは辛いことだと思いませんか。
私は患者さんが自分の生活の糸に糖尿病の糸を加え「編み直し」ができるよう、パートナーとなって支援することを心掛けて活動しています。
現在は外来に勤務しています。透析予防外来・フットケア外来、自己血糖測定・インスリン療法の導入時の指導など通院する患者さんの支援を行っています。
また、糖尿病サポートチームの一員として外来糖尿病講習会、院内スタッフ向け勉強会も行っています。
2021/11/16
私は、現在、入退院支援センターと認知症疾患医療センターの管理者をしながら、認知症看護認定看護師の活動をしています。これまで自立して生活されていた高齢者の方であっても、病気や入院を契機にせん妄の発症や、もともとの認知機能がさらに低下してしまうことは少なくありません。私は、これまで院内研修やラウンド等を通して、認知症ケアの充実を図ってきましたが、昨年発足した「せん妄・認知症ケアリンクナース会」のメンバーの活躍もあり、部署のせん妄や認知症の方への理解とケアが充実してきたことを感じています。やはり、患者の一番そばにいる看護師自身が、そのケアの必要性を理解し部署で推進していくことが、質の向上への一番の早道であることを実感します。今後も、リンクナースや認知症ケアチームが協働し、認知症ケアの質の向上に努めていきたいと思います。
2021/11/11
皮膚・排泄ケア認定看護師は、創傷・オストミー・失禁ケアが必要な患者を対象に専門的な知識と技術を生かし、ケアの提供をしています。創傷関連では、医師・薬剤師・理学療法士・栄養士・リンクナースを中心に毎週木曜日に褥瘡回診と褥瘡ハイリスクカンファレンスを行っており、直接、ベッドサイドへ行き、治療やケアの提案を行うことで個別性を考えたケアの提供ができています。ストーマ関連では、安心した生活が送れるように入院前から退院後まで、継続した関わりができるように毎週火曜日と第1・3金曜日にストーマ外来を行っています。また、トラブルを抱え生活している患者のご自宅に直接、訪問看護師に同行しストーマケアの提案をすることも始めています。
昨年度、特定行為研修を取得し重度の褥瘡の定期的なデブリードマンや創部閉鎖を行うための局所陰圧閉鎖療法など、今までの認定看護師としての知識と技術を生かしながら活動範囲を広げています。