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先端医療

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先端医療

先端医療について

先端医療とは、先進的な技術や治療法を用いて行われる医療のことです。例えば、ロボット手術では、高精度かつ微細な動作によって傷口をなるべく小さくすることで、患者さんの負担を最小限にします。また、ハイブリッド手術室では、外科手術と血管内治療のいずれにも対応することで、より清潔、安全な手術を提供します。そのほか、高解像度の診断が可能な3T MRI、がんについて精度の高い検査が可能なPET/CT等が挙げられます。 これらの医療は、特に高度な専門知識や設備が必要となります。当院では、緊急性の高い「もしも」の病気に対応するために、豊富な経験を有する医療スタッフのもと、さまざまな先端医療を提供しています。

先端医療一覧

ロボット支援下手術

ロボット支援下手術とは、手術用ロボットを用いで手術を行うことです。執刀医がロボットアームや精密機器を使用することで、高精度な動作による微細な手術および高解像度の3Dカメラによる詳細な情報に基づいた判断が可能となります。また、小さな切開で手術を行うため、患者さんの負担をなるべく小さくすることができます。 当院では最新型のda VinciⓇ Xiシステムを導入しており、外科および泌尿器科にて、高い技術と専門性を有する医療スタッフがロボット支援下手術を実施しています。

ハイブリット手術室

ハイブリッド手術室は、麻酔装置などを備えた清潔な手術室内に、3D-CT撮影も可能な高性能の据置型X線透視装置を設置し、観血的な外科手術と血管内治療のいずれにも対応できる手術室です。主手術時間の短縮や精度の向上により、高度で安全な手術を行うことができます。に循環器内科によるアブレーションやペースメーカー挿入、心臓血管外科によるTAVI(経カテーテル的大動脈弁置換術)やステント手術、脳神経外科による血管内治療を実施しています。

3T MRI

3T MRIは、通常のMRI(1.5T)の2倍の磁力を有するMRIです。従来のMRI装置と比較して画質が向上しており、今までよく見えなかった身体の細かいところや、細かい血管などの高画質な画像が得れることから、より正確な検査が可能になります。 また、検査空間は照明やモニターなどを駆使し、撮影中でも動画を見ながら検査を行うことができます。狭い空間が苦手な方でも快適に検査を受けていただけます。

PET/CT

PET/CT検査はがん検査の方法のひとつです。がん細胞は正常の細胞に比べて多くのブドウ糖を取り込むという性質を利用して、ごく微量の放射性物質を含む薬品(FDG)を体内に注射し、がん細胞から放出される放射線をPETカメラでとらえて画像化し、がん細胞の位置や大きさなどを調べます。1回の検査で全身を調べることができ、また、他の検査でがんが疑われながらも確定できない場合やがんの再発や転移を調べる場合に有用です。 現在、もしくは過去にがんと診断され、かつほかの検査では、転移や再発が診断できない場合は保険適用となりますが、該当しない場合でも自費で検査を受けることができます。