みなとの医療

私たちは「もしもを守る。いつもへつなぐ。」という当院スローガンのもと、いかなる重症度の救急搬送患者も受け入れることを心がけています。全国トップクラスの救急車受入台数実績があり、救急医療を通じて、24時間365日、地域の健康と安心を守り続けます。

当院は、各地域における「がん医療」の中心的な役割を担う施設として、国によって指定された病院です。手術支援ロボットの「ダビンチ」の導入や、がん相談支援センターの相談窓口、緩和ケアなど、様々な医療によってがん患者さんの「生きる」を支援します。

⼼臓や⾎管など、循環器はからだの中で最も大事な器官のひとつです。当院では、豊富な実績を有するスタッフが院内外と密接に連携し、適切な循環器医療を提供します。また、夜間休日も循環器担当医師が常駐し、24時間365日、このまちの安心に貢献します。

日本赤十字社が運営する医療施設として、また、地域の「災害拠点病院」として、救護班やDMAT等の編成といった専門スタッフによる活動体制を整えています。このまちの「もしも」の際に、当院は必要な医療を地域のみなさまに迅速に提供します。

当院は横浜市の病院として、救急医療や災害医療はもちろん、小児医療、周産期医療、精神科医療、アレルギー疾患医療、市⺠の健康危機などの役割も果たします。公立病院としてさまざまな患者さんへ必要な医療を提供することで、このまちの人々が安全に生活できるように努めます。

高度で専門的な医療を提供するために、当院で先端医療機能を充実させています。手術支援ロボットやハイブリッド手術室、PET-CT、3R-MRI等、高度医療機器を高い専門性を有する医療スタッフが運用することで、患者さんに必要な医療を提供します。

入院前から、退院した後の療養期間まで一貫してサポートを行い、患者さんが少しでも不安のない入院生活を送れるよう努めております。入退院支援センターにて、医師や看護師だけでなく、歯科医師・薬剤師・管理栄養士など複数の医療スタッフが連携し、支援してまいります。

「療養･福祉相談室」という部門を設け、患者さんやご家族が療養生活上に抱える不安を、主治医や担当看護師、地域の関係者と連携しながら「その人らしい生活」ができるように支援しています。リハビリや介護の面などからも、患者さんが地域で安心して生活できることを目指します。

患者さんが地域でその人らしく社会生活や療養生活を送るために、院内での連携だけでなく、院外の医療機関、関連施設とも密接に連携し、地域医療を支えます。地域一体となったチーム医療を通じて、患者さんの「もしも」を、「いつも」の日々へシームレスに繋ぎます。