神奈川県横浜市の臨床研修・専門研修病院

内科専門研修プログラム

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プログラムの特徴

統括管理者
萩山 裕之

横浜市立みなと赤十字病院は高度急性期医療を担う地域中核病院であり、多岐にわたる内科subspecialty領域の先端医療の研修とともに、地域医療研修では小規模病院において総合内科の研修が可能であり、幅広い学びができます。
当院及び連携施設の多彩な指導医陣がその研修をサポートします。

研修内容

「研修手帳(疾患群項目表)」に定める70疾患群中少なくとも56疾患群以上で計160症例以上の経験、29症例の病歴要約を目標とし、その評価をJ-OSLERを用いて行います。
その他、JMECC受講、2回以上の学会あるいは論文発表などの経験を積み、3年間のプログラムで修了認定を得れば、専門医試験の受験資格を得ることができます。

研修ローテーションの例

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3
1年目 循環器内科 消化器内科 呼吸器内科 脳神経内科 血液内科 腎臓内科
2年目 糖尿病内科 アレルギー科 リウマチ科 地域医療研修、希望診療科研修など
3年目 連携施設での研修
4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3
1年目 subspecialty研修
2年目 subspecialty研修 地域医療研修 subspecialty研修
3年目 連携施設での研修

研修目標を達成できれば、残りの期間はsubspecialty研修に充てることができます。
地域医療研修は、相模原赤十字病院、置戸赤十字病院、伊豆赤十字病院にて行うことができます。
横浜市立市民病院感染症内科での研修も選択することができます。

指導医陣

中村 陽一  アレルギー  1981卒 アレルギーセンター長
山本 晃   血液     1986卒 副院長・血液内科部長
太田 一樹  内分泌    1986卒 内分泌内科部長
山内 康照  循環器    1990卒 循環器内科部長
先田 信哉  消化器    1991卒 消化器内科部長
萩山 裕之  膠原病    1993卒 リウマチ科部長
河崎 勉   呼吸器    1994卒 呼吸器内科部長
橋場 容子  アレルギー  1997卒 アレルギー内科部長
大久保 卓哉 神経     1998卒 脳神経内科部長
藤澤 一   腎臓     2001卒 腎臓内科部長
南  勲   糖尿病    2001卒 糖尿病内科部長
渋江 寧   感染症    2003卒 感染症科部長
他、23名

連携病院

東京医科歯科大学医学部附属病院
横須賀共済病院
平塚共済病院
横浜南共済病院
横浜市立市民病院
相模原赤十字病院
東京共済病院
武蔵野赤十字病院
青梅市立総合病院
災害医療センター
日本赤十字社医療センター
都立大塚病院
同愛記念病院
大森赤十字病院
東京医療センター
草加市立病院
埼玉医科大学総合医療センター
AOI国際病院
静岡市立清水病院
置戸赤十字病院
伊豆赤十字病院

修了後の進路

基本的に自由です。診療科の状況によって、当院勤務を検討したり、東京医科歯科大学への入局を紹介したりすることも可能です。

基幹病院 診療科別診療実績

2022年度実績 入院患者実数(人/年) 外来延患者数(延人数/年)
消化器内科 1,662 26,598
循環器内科 1,392 19,369
呼吸器内科 1,011 12,773
脳神経内科 559 8,097
糖尿病・内分泌内科 462 12,481
腎臓内科 372 7,016
血液内科 176 5,533
リウマチ科 151 9,690
アレルギー科 20 4,482

専攻医 指導実績

2020年度:当院専攻医6(1年目4, 2年目2) 3年目3名は他院
       他プログラム専攻医11.5(1年目 2, 2年目 6, 3年目3.5)
2021年度:当院専攻医9(1年目5, 2年目4) 3年目2名は他院
       他プログラム専攻医10.75(1年目2, 2年目4.25, 3年目4.5)
2022年度:当院専攻医11(1年目 5, 2年目 5, 3年目転籍1名),
       3年目4名は他院
       他プログラム専攻医7.5(1年目 2, 2年目 1.5, 3年目 4)

プログラム専攻医の声

生坂 光 先生
2019年     東京慈恵会医科大学 医学部卒
2019-20年  当院 初期研修医
2021年-    当科 専門研修プログラム専攻医

私は2年間の初期研修に引き続き、当院の内科専門医プログラムで研修をしています。みなと赤十字病院の魅力は、全国でも有数の救急症例と充実した診療科体制だと考えています。私自身は消化器内科専攻ですが、救急症例が多いため重症患者への対応や複雑な内科疾患の患者を受け持つ機会も多いです。外科・内科問わず複数の診療科の先生にご協力いただきながら、日々自身の専門領域も含めて充実した研修を送ることができています。また内科プログラムでは診療科のローテーションの制限がなく、学びたい診療科を自由に選択できることも強みだと思います。皆様が当院で充実した後期研修を送れますよう願っております。

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