神奈川県横浜市の臨床研修・専門研修病院
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横浜市立みなと赤十字病院救急科は「断らない救急」をモットーに、集中治療部とともに連携して救命救急センターを運営しています。
「診断学」の救急部と「治療学」の集中治療部が一つになることで、幅広い領域の疾患への初期対応と、その後の高度な治療戦略を学ぶことができます。
1年目は救急部に所属し、救急部スタッフとともに救急外来での患者の診断・治療からマネージメントなどを学びます。2年目になると救急外来での中心的役割を担えるようになり、その後、3年目にかけて地域医療研修などでより多くの症例を経験していきます。この間、集中治療部での研修もあり、入院後の治療を通じて疾病の一連の流れを習得します。救命救急センター全体で抄読会・症例検討会などを行ない、学会発表、論文作成などの学術活動などを通して4年目には救急科専門医取得を目指します。
月 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 1 | 2 | 3 |
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1年目 | みなと赤十字 救急科 | |||||||||||
2年目 | みなと赤十字 救急科 | 集中治療部 | ||||||||||
3年目 | 佐久医療センター | みなと赤十字 救急科 | ||||||||||
4年目 | みなと赤十字 救急科 | 専門医受験 |
武居 哲洋 副院長・救命センター長
専門:集中治療、敗血症、救急診療
中山 祐介 救急部長
専門:救急診療、災害医療、外傷
永田 功 救急集中治療部長
専門:集中治療、麻酔
藤澤 美智子 周術期集中治療部長
専門:集中治療、麻酔
吉田 剛 救急部副部長
専門:外傷外科,災害医療
高橋 哲也 救急部医長
専門:外傷、血管内治療
山田 広之 救急集中治療部副部長
専門:救急診療、集中治療
平田 晶子 救急集中治療部医長
専門:救急診療、集中治療、災害医療
けいゆう病院
横浜総合病院
大森赤十字病院
東戸塚記念病院
菊名記念病院
聖隷横浜病院
産業医科大学病院
佐久医療センター
防衛医科大学校
埼玉石心会病院
さいたま赤十字病院
堺市立総合医療センター
前橋赤十字病院
聖マリアンナ医科大学病院
当院スタッフとして、または連携病院などへの就職を斡旋しますが、大学院への進学やさらなる飛躍を目指した病院・組織などへの就職をお手伝いします。
2018年度:3名
2019年度:4名
2020年度:3名
2021年度:6名
2022年度:4名
2023年度:2名
2024年度:6名
横山 知仁先生
2020年 秋田大学卒
2020年~八戸市立市民病院初期研修
2022年~当科専門研修プログラム
圧倒的な搬送数と良好な人間関係をベースに、志高い同年代と頼れる上司がたくさんいます。メリハリのある労働環境、有料級のシミュレーション教育も多数を贅沢な環境です。様々なキャリアプランに繋がる救急医として第一歩を当院ではじめてみませんか?
工藤 圭一先生
2020年 九州大学卒
2020年~東京大学医学部付属病院初期研修
2022年~当科専門研修プログラム
患者さんは皆必死の思いで救急車を呼んでいる。そのすべてを診て治療できる。そんな医者になりたいと思ってみなと赤十字救急専攻医プログラムに応募しました。
「断らない救急」を身を持って実践し、気づいたら「専門外がないのが救急医の専門性」と誇りを持って学びを深めることができました。救急と集中治療のシームレスな環境、信頼のできる先生方と医学を深める絶好の機会になることは間違い無いです。ぜひみなと赤十字救急専攻医プログラムをご検討ください。
岡田 万里子先生
2020年 東京慈恵会医科大学卒
2020年~当院初期研修
2022年~当科専門研修プログラム
急性期の病態生理に魅了され、当プログラムに飛び込みました。救急車の搬入数は全国屈指で、多忙ながら確かな臨床力が身に付きます。多様な患者背景に触れることで、医療の本質的なニーズへの視点も養われました。毎日が学びと好奇心に満ちています。
荒木 隆宏先生
2020年 横浜市立大学卒
2020年~けいゆう病院初期研修
2022年~当科専門研修プログラム
「困っている人に、勇気を持って駆け寄りたい。」そんな自分の理想像を叶えたくて本プログラムを希望しました。
「断らない救急」の理念の元、相当な種類の初期対応を学べます。
また、赤十字の一員として実際の災害支援も経験させていただけます。
これらを気の合う仲間、優しく頼れる指導医の先生と協力して立ち向かい、楽しく充実した日々を過ごしています。