術後経過のイメージ
①エキスパンダー・インプラント法
手術当日は手術3時間後から離床が可能です。手術後は体にドレーンが1本程度入ります。離床の際は腕の角度に制限がかかるため、三角巾を装着して頂きます。
②広背筋皮弁法(LD)
手術当日は術後から翌日までベッド上安静となり、手術後は体にドレーン(細い管)が2本程度とお小水の管が入ります。術後3時間からベッドを60度の高さまで上げる事が出来、翌日には、ベットから離れることができます。退院まで、腕の角度に制限があり、三角巾を装着して頂きます。
*シャワーについて 医師の指示があるまでは入れません。その間は清拭や洗髪をさせて頂きますので、お気軽に御申し出下さい。
③遊離腹部皮弁法(DIEP)
手術に長時間を要する為、手術当日は手術後から集中治療の病棟に入室します。手術後は体にドレーン(細い管)が3本程度とお小水の管が入ります。経過に問題が無ければ翌日一般病棟へと戻ります。通常、術後3日間はベッド上で安静となります。お腹の皮膚の傷が伸びきらないような姿勢や、手術をした側の胸に圧迫が加わらないような姿勢をとる必要があります。また、安静解除後は、お腹の傷が伸びきらないように、歩行器を使いながら前かがみで歩いて頂きます。