
マンモグラフィーと超音波で、悪性が否定できない場合、針の検査(細胞診または針生検)を行います。
- 細胞診
- 細い注射器で細胞の一部を取ってくる検査で、一般的に麻酔は不要です。簡便な検査でスクリーニングに適していますが、より正確な診断を得るためには、針生検が必要です。
- 針生検
- 少し太めの針で、しこりの一部をとってくる検査です。とったものを顕微鏡でしらべて診断します。がんの場合には、そのタイプも調べることができます。検査結果の報告には8日程度かかります。
針生検の詳細
- ◇15分程度の検査です。
- ◇診察台に寝た状態で、超音波で乳房のしこりをみながら行います。
- ◇皮膚に開けた5mm程度の穴から針をいれて、しこりの一部を採取します。
- ◇検査後5分程度圧迫して、出血のないことを確認して終了となります。
※歯医者さんで使う麻酔(局所麻酔)を使い、麻酔が切れた後も特に痛みがひどくなることはありません。(一般的なお話しで、痛みは個々で異なることをご了承ください。)

帰宅後の注意点
- 当日は激しい運動や飲酒はお控えください。
- 当日の入浴はお控えください。創部を除いたシャワーは結構です。
- 検査をした場所は、絆創膏、ガーゼ、テープで固定しています。テープは本日就寝前に除去してください。
翌朝、絆創膏を除去してください。 - 万が一、持続する出血・腫れ・強い痛みなどがある場合は病院までご連絡ください。
その他ご不明な点は、遠慮なくお尋ねください。