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遺伝性乳がん卵巣がん症候群について

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がんは遺伝子の病気です。

がんは、様々な要因により起こる遺伝子変異の蓄積で発生します。
要因には、環境要因と遺伝要因があります。
環境要因には、アルコール、たばこ、食事などがあり、遺伝要因には、親から受け継いだ遺伝子の変異があります。

遺伝性乳がんとは

親子で引き継がれる遺伝子の変異により、発生するがんです。
さまざまな遺伝子が知られていますが、乳がんではBRCA1/2が有名です。

遺伝性乳がん卵巣がん症候群とは?

遺伝性がんの一つで、BRCA1 または BRCA2遺伝子に変異があるものを言います。

BRCA1またはBRCA2に変異があると?

反対側にも乳がんが発生しやすかったり、同じ側に別の乳がんが発生しやすかったり、卵巣がんが発生しやすかったりすることが報告されています。

遺伝子検査について

当院で治療を受けられる患者さんに対し、当院での実施が可能です。
保険の適応には、条件がありますので医師にお尋ねください。
検査結果は遺伝情報であるため、家系全体に影響があります。
カウンセリングを受け、メリットデメリットをご理解いただいた上で検査を行います。(検査は採血で、結果が出るまで、2週間程度かかります。)

カウンセリングでは、家族歴の聴取、HBOCの説明、検査を受けるメリット、デメリット、検査の結果の解釈、検査後とりうる対応についてなどの話があります。

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