横浜市立みなと赤十字病院 アレルギーセンター

受付時間:午前8時15分~午前11時

センターについて

アレルギーセンター小児科

アレルギーセンター小児科では、ヒスタミン加人免疫グロブリン製剤の投与はおこなっていません。
食物アレルギーに対する同製剤の有効性は確立しておらず、また食物アレルギーの標準的治療ではありません。

横浜市立みなと赤十字病院 アレルギーセンター小児科

 当院は横浜市政策医療のもとアレルギーセンターを有し、小児科もアレルギーセンターを構成する主要な科として位置づけられています。また、アレルギー疾患対策基本法における神奈川県の拠点病院の指定も受けています。

 小児科では、アレルギー学会が認定する指導医・専門医 1名、専門医 3名が在籍しており、専攻医 1名の総勢 5名で小児のアレルギー診療に取り組んでいます。また、小児アレルギーエデュケーター(PAE;Pediatric Allergy Educator)の資格を有する保健師、看護師、薬剤師などと協力しチーム医療を行っています。

受診希望の方へ

 初診は、紹介状をお持ちになり午前中の小児科外来を受診してください。紹介状がない方の診療も可能ですが、選定療養費として別途 5,500円が加算されますのでご了承ください。

外来アレルギー担当医
月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
初診・再診 磯崎 安藤 磯崎
柏崎
小張 安藤
柏崎
守矢
再診 磯崎
(アレルギーセンター)
磯崎
(アレルギーセンター)
守矢
安藤 安藤
小張
柏崎

食物アレルギー

 食物アレルギーの診断は、摂取による症状誘発をもって行うものであり、決して血液検査の結果で行うものではありません。また、乳幼児期に発症してしまった食物アレルギーは、成長とともに摂取できるようになることが多々あります。診療の基本は「正確な診断」と「必要最小限の除去」であり、食物アレルギーの原因食物でも少ない量であれば摂取可能なことがあります。このため、摂取しても大丈夫な量(閾値)を確認したり、成長して摂取可能になること(耐性獲得)を確認したりするために、食物経口負荷試験は食物アレルギーに欠かせない検査になります。診療の需要に応えるべく体制を整え、お子さんの状態にあわせ日帰り入院での入院負荷試験と外来での負荷試験を広く実施しています。

 入院での負荷試験は火曜日~金曜日に4名を対象に実施、外来では各担当医が担当日に実施しています。

アトピー性皮膚炎

 アトピー性皮膚炎の基本は、悪化因子の除去、スキンケア、薬物療法が基本になります。しかしながら、正しい外用薬の塗り方を指示されていなかったり、十分量の外用薬が処方されていなかったりして湿疹が改善されていない例が見受けられます。当科では外来での個別のスキンケア指導をはじめ、スキンケア入院など、きめ細やかな支援を広く行っています。

気管支喘息

 気管支喘息のお子さんは減少に転じましたが、いまだに正しい診断がなされていなかったり、適切な管理がなされていなかったりする児に遭遇します。「ぜん息が、よくならない」というお子さんは、診断が間違っている(ぜん息ではない)場合または管理の基本である吸入薬が正しく吸入できていない場合が大多数です。当科では、客観的な機器・検査を用いた正確な診断と重症度判定、正しい吸入手技を含めた支援を行っています。

市民の皆様への貢献

 アレルギーセンターの使命の一つに市民の皆様に向けたアレルギー情報の発信・啓蒙活動が掲げられてます。このため当科では、食物アレルギー研修会の支援や講演活動など広く行っています。また、横浜市健康福祉局と共催の「小児ぜん息アレルギー教室」、同依頼の「小児個別ぜん息相談」、アレルギーセンター事業として「小児ぜん息アレルギーキャンプ」などを行っています。各種、案内を参照いただくとともに、研修会・講演、等、ご依頼の場合はアレルギーセンター事務までお問い合わせください。

2018年度の実績>

2019年度の実績>

2020年度の実績>

診療のための研鑽と医療者の教育

 よりよい診療を目指し、アレルギーセンターカンファレンスをはじめ、症例検討、臨床研究を行い、自己研鑽に努めています。その成果は学会等での発表、論文等での市場発表にて多数報告しています。また、アレルギー学会が認定する教育研修施設に認定されており、アレルギー専門医をめざす若手医師の育成や、小児臨床アレルギー学会が主導する小児アレルギーエデュケーター(PAE;Pediatric Allergy Educator)であるメディカル・スタッフの育成にも努めています。

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