2020/6/2
6B病棟ブログ担当Oです。
今回は6B病棟で活躍している臨床実習指導者の3人にインタビューをしました。臨床実習指導者とは、病棟に実習に来た学生のサポートをする人のことです。当院は、看護大学や看護学校を中心に5~6校が実習を行っています。
Q:なぜ実習指導者を目指したのですか?
(Hさん)学生時代、実習指導してくださった看護師に憧れたのがきっかけです☆
プリセプターを行ったことでより一層教育について興味を持ち、実習指導者の長期研修の機会もいただけて、今現在行うことが出来ています。
(Sさん)実習指導者の講習会の参加を通してです。指導者の機会を頂きました。
(Uさん)自分の経験を後輩育成に活かしたいと思ったからです。
Q:実習指導者をしていて、良かったこと・嬉しかったことはありますか?
(Hさん)化学療法の看護や耳鼻科患者の関わりを通して、指導者間では看護の方向性を共通認識し、学生がわかりやすい言葉で説明し関わっています。学生も必要な看護に着目できたことが達成感となりました。
(Sさん)指導するにあたって自分自身が基本に立ち戻るきっかけになったことです。
このように学生さんたちとも一緒に学ぶ環境がある病棟です。みなさん是非来てください。
2020/6/1
看護副部長の福家です。
今月からは、ブログに各部署の様子を掲載していこうと思います。
ぜひご覧ください。
2020/6/1
こんにちは。ICU病棟ブログ担当のOです。
今回は病棟で行われた勉強会の様子をお伝えします。
院外研修に参加したHさんが業務時間内に伝達講習をしてくれました。内容はACP(アドバンス・ケア・プランニング)についてです。
皆様は「人生会議」をご存知でしょうか?
ACPとは、将来自分の意思決定能力が低下した際に備えて事前に望む医療とケアについて事前に話し合うこと、そのプロセス全体を指します。ICU病棟には突然の発症、急激な状態悪化により患者さん自身が意思決定を出来ず、代理で意思決定を迫られる家族と関わることがあります。看護師としてもジレンマを感じることもあり、難しい問題だなと感じます。勉強会ではそんな日々の家族との関わりで感じたことを共有したり、勉強会で学んだ内容を共有したりすることで、家族へできるケアなどについて意見交換をすることができました。
このようにICUでは日々スタッフが自己研鑽し、院外研修の内容をみんなで共有したり、カンファレンスを行ったりすることで患者さんや家族との関わりに活かしています。
2020/5/15
こんにちは。看護部皮膚・排泄ケア認定看護師の岡崎です。
本日はストーマ外来の様子をお届けします。ストーマ外来とはストーマ(人工肛門や人工膀胱)を保有している方が、ストーマに関する知識を深めて、ストーマと共に、自分らしく、より快適な生活を送れるように支援する外来です。院内のストーマケア講習会を受けたスタッフも一緒に頑張っています。
今日はストーマ造設を悩まれている患者さんに術前のオリエンテーションとストーマケアについてのお話をしました。人工肛門について手術前には説明で理解できていたとしても、術後、実際に人工肛門を自分のからだの一部として受け入れるのはつらいものです。このように気持ちが揺れ動くなか、人工肛門の管理や装具の交換を覚えていく必要がありますが、うまくできないと焦りを生じることもあります。患者さんの想いに寄り添いながら、自分らしい生活を取り戻すためのお手伝いができると嬉しいです。
2020/5/1
こんにちは。看護部のがん看護専門看護師 星野です。
今日はCOVID‐19感染拡大対策が求められる中での多職種カンファレンスの様子を紹介したいと思います。
参加者は、医師、薬剤師、病棟看護師長、リーダー看護師、緩和ケアチーム専従看護師(私)です。
感染対策としては3つの密を避けることを心がけており、換気を徹底し(密閉防止)、参加者間の距離を保ち(密接防止)、マスクなど個々の感染防止対策を十分にしています。また参加人数を最小限に絞る(密集防止)といった工夫もしながら、患者さんにとって必要な治療や看護の方向性についてカンファレンスを行っています。
COVID‐19への対策が強く求められる中で、どのようにしたら患者さんに治療や看護の質を保障することができるのか。その為に今私たちに取り組めることは何か。
感染拡大により日々様相が変化する医療現場ではありますが、赤十字看護師としての使命を胸に、最良の医療・看護を提供できるよう、今後も日々最良の方法を模索して取り組みたいと思います。