横浜市立みなと赤十字病院 アレルギーセンター

受付時間:午前8時15分~午前11時

センターについて

アレルギー小児科の取り組み

横浜市立みなと赤十字病院 アレルギー小児科の取り組み

 横浜市立みなと赤十字病院アレルギーセンターは、横浜市のアレルギー疾患医療の中核施設として運営しています。

 当アレルギーセンターでは当院小児科の連携のもと、下記のようなアレルギー診療を行っています。

 食物アレルギーにおいては、血液検査のみならず、必要に応じ皮膚試験を行い、食物経口負荷試験への判断材料としています。積極的に、食物経口負荷試験を行い「必要最低限の除去」を目指すとともに、積極的な摂取を行うことで寛解を目指しています。あわせて、エピペンの処方も行っています。また、食物依存性運動誘発アナフィラキシーの診断のための、運動誘発試験も行っています。

 気管支ぜん息においては、ガイドラインに基づく診療を基本に、問診、所見のみならず、呼吸機能検査、呼気一酸化窒素濃度測定、気道抵抗検査、気道過敏性検査などの客観的な検査をあわせ、気管支ぜん息の的確な診断と適切な管理を行っています。また、患児および保護者を対象に、看護師/保健師、薬剤師による病態、環境、ピークフロー、吸入手技、等のぜん息教育・指導にも力を入れています。

 乳幼児アトピー性皮膚炎においては、薬物療法、環境療法、スキンケア療法を軸に、不必要な食物除去を行わないよう、治療を行っています。薬物療法はステロイド外用薬の漸減療法を行い、ステロイド外用薬の使用量を減少させ、間欠使用、離脱を旨とし、スキンケアだけで良好な皮膚状態が保てるまでにしています。特に、外用薬の塗布量、期間、保湿剤の使用法につき、保護者への細かな指導を行っています。

 その他、慢性咳嗽、薬剤アレルギー、重度のアレルギー疾患のある患児への予防接種なども行っています。

 また、小児ぜん息・アレルギーキャンプや小児ぜん息・アレルギー教室の開催、横浜市委託のぜん息相談を実施するなど、教育・啓蒙活動も積極的に行っています。


 「アレルギーの児のために」 今後とも、身近な「地域の小児アレルギー専門施設」として、当院を御利用いただければ幸いかと存じます。

アレルギー専門医(小児科) 副部長 磯崎 淳