2021/1/22
こんにちは。NST(栄養サポートチーム)の大坪です。
本日は、当院のNSTの活動の一部をご紹介したいと思います。
NSTでは毎週多職種での回診を行っているのですが、今年度は新型コロナウイルス感染症対策として、回診に参加する看護師は制限しています。その代わり、各部署のNST看護師には自部署の患者さんの栄養管理に活かせるよう、基礎知識から静脈栄養や経腸栄養の考え方などいろいろな知識や技術を学ぶ場を提供しています。
医師を中心にした学習の場では、栄養管理を難しく考えすぎないように、例えばダイエットするには・・・、筋力増強するには・・・など自分に置き換えて考えられるようにいろいろ工夫をしています。それでも学生のときの化学や生物の知識を思い出すような難しいこともあるので苦労しながら勉強しています。
栄養管理はどの診療科でも、どの患者さんにも必要で、栄養状態が安定していることは治療をしていく上では絶対条件となります。患者さんの栄養管理が考えられるような看護師に育ってほしいと思います。
2021/1/12
こんにちは!手術室看護師です。
今回は、手術室内にある「ハイブリッド手術室」についてです。
2018年3月に完成し、4月から運用を開始しています。手術が行われている主な診療科は、循環器内科、心臓血管外科、脳神経外科、整形外科(主に脊椎)であり、毎日様々なカテーテル治療、手術を行っています。
ハイブリッド手術室が増設されたことで、私達看護師も新たにカテーテル治療について学ぶこととなり、手術室看護の幅が広がる機会となりました。現在は、緊急にて血管内治療を行うこともあるため、経験歴に関係なく色んなスタッフが対応をしています。不慣れなスタッフでも安心して入れるよう、継続して教育を行っています。
私自身、今まではメスを使い、皮膚を切開する外科的手技が中心だったため当初はとまどいもありましたが、カテーテル治療という新たな知識と経験をすることができ、手術室に配属しながらもカテーテル治療について学べることができる恵まれた環境だと実感しています!
2020/12/28
~こんにちは。ICU看護師のOです。ICUの様子をお届けします。
4月からICUに異動となった係長は,
小児科や外来などで経験を積んで新メンバーを迎えICU一同頑張っています。
そして現在ICU病棟では新型コロナウイルス感染症患者さんの受け入れを行っており、その担当看護師が撮影に応じてくれました。このようにガウン、手袋、マスク、帽子、ゴーグルを装着しケアを行っています。
また現在はコロナ患者さんの対応のため、ICUスタッフを増員しています。他部署でICU経験のある看護師が応援要員となり勤務しています。懐かしいメンバーもいて仲良くみんなで頑張っています。
コロナ危機を乗り越えられるよう、ICUだけでなく病院一丸となって乗り越えていこうと思います!
2020/12/21
こんにちは。内視鏡・放射線科のTです。
今回は11月からESD(胃粘膜化下層剥離術)の際に使用を開始するプレセデックスについて製薬会社の方・消化器内科の医師より説明がありました。参加者は内視鏡・放射線スタッフの他に5D、7B病棟のスタッフも参加してくれました。
新しい薬剤を使用する前は看護師だけでなく医師や薬剤師も含めた勉強会を行い、正しく使用できるように皆で学びます。今回は製薬会社の人に協力をお願いしました。おかげでより詳しい説明が聞けたと思います。
説明後には医師や看護師から質問がたくさんあり学びの多い勉強会となりました。
新しいことを始める前には学習する事が大切であり、その学習は患者さんの安全に繋がるので重要なことだと思っています。
安全な看護が提供できるように日々皆で頑張っています。
2020/12/14
こんにちは。摂食・嚥下障害看護認定看護師の矢澤&大坪です。
私たちは入院患者さんの「食べたい」気持ちに寄り添える看護の提供を目指して日々活動しています。
その活動の中の一つとして、今年度より「摂食嚥下リンクナース会」が始まりました。各部署の看護師に集まってもらい、摂食嚥下に関する知識・技術の習得や困りごとの共有などを行っています。学んだ知識や技術は自部署で伝達講習をして、多くのスタッフが摂食嚥下について学べる場を提供しています。
写真はスプーンでの食事介助方法をお互いに実践しているところです。看護師役はもちろん、患者役を体験することでどのような部分に気を付けて援助することが必要かを身をもって感じ、考えられるようになります。
嚥下障害のある患者さんの食事介助は高い技術力が求められる援助と言われています。リスクの伴う技術だからこそ安全に実践し患者さんも看護師も満足が得られるような環境を提供していきたいと思います。