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気持ちの持ち方

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診断、治療に際し、漠然とした不安を抱え、落ち着きがなくなることがあります。他の方々もみな、同様の経験をされています。

〇診断から治療開始まで

患者さんの多くは、病気が疑われてから診断され、治療方針が決定するまでの間の不安が強かったと話されています。治療方針が決定し、治療が開始するまでは不安や、ストレスを取り除くことは困難です。
知らないことに対する不安から、インターネットなどによる情報を漠然と閲覧する場合もあるようですが、漠然とした状態での情報収集は、かえって不安を強くする可能性があります。診断や治療方針が確定したうえで、正確な情報を得ていくよう心掛けてください。
患者会“ひまわりの会”には、多くの乳がん患者さんが参加されています。同様の経験をされた方も多いのでお話を聞いてみるのも良いかもしれません。

〇一般的にストレスを減らす工夫として、日常生活で心がけたい10か条を紹介します。

  1. 目の前のことだけに集中する 今やらなければいけないことに専念する
  2. 一つのことだけを考える 多くのことを一度に考えるのは、混乱を招きストレスをためる
  3. 悩みは人に相談する 一人で抱え込まない
  4. 決心したらすぐに行動する 考えすぎるとストレスになる
  5. 一人の時間をもてあまさない 趣味などで一人の時間を楽しく過ごす
  6. 他人を恨まない 他人を恨んでも何も解決しない
  7. 毎日、時間を見つけて体をリラックスさせる 簡単な体操などで、からだをリラックスさせる時間を作る
  8. 決まった日課を守る 規則正しく、生活にリズムをつくる
  9. 夜8時以降は悩まない 夜悩むのは不眠のもと
  10. 自分のストレスを認識する

(NHK[きょうの健康]より)

〇診断後2週間をすぎても、不安が強く、日常生活(食事・睡眠)に影響がある場合

カウンセリングや、おくすりなどが必要な場合がございます。臨床心理士・認定看護師によるがん看護サポート外来で対応いたします。ブレストセンター外来にお声かけください。

下記リンク先HPに、がんと向き合う“こころのケア”についての記述がございます。

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