薬剤師募集のご案内

2023/04/17

常勤嘱託/パートタイマーの薬剤師を募集しています。
詳細につきましては採用情報のページに募集要項が掲載されていますのでこちらのリンク先をご参照ください。

薬剤部がんチームより

2023/03/23

画像1 画像2
横浜市立みなと赤十字病院薬剤部ブログ投稿2回目は、外来化学療法室のサテライト抗がん剤調製室を紹介します。初回に紹介した調剤室は1階に位置しますが、当院抗がん剤調製室ならびに外来化学療法センターは5階に位置し窓からは、ベイブリッジを臨むことができます。
ここに配属されている薬剤師は4名で、各々が「がん関連専門資格」を有しています。また、日本医療薬学会がん専門薬剤師研修施設の認定も受けております。
設備としましては、ケモシールド2台が配置されておりガウン無しでも抗がん剤の曝露なく調製することが可能です。
抗がん剤の調製以外にも、医師や看護師、栄養士等と連携しながら患者さんの抗がん剤治療が副作用や不安が少なく行えるよう治療開始前から治療内容の説明や副作用説明、副作用を予防・軽減する薬剤の提案や検査項目の提案等様々なサポートを行っています。
さらに、通院治療の患者さんに対してはトレーシングレポートを介して、かかりつけ薬局と治療内容や経過を共有し通院日以外の副作用もサポートを行っていただけるよう連携体制を整えております。
抗がん剤といっても近年は、従来からある殺細胞性の薬剤から、特定の体内物質に標的を絞った分子標的薬、殺細胞性抗がん剤に分子標的薬を結合させた薬剤、患者さんご自身の免疫に働きかける免疫チェックポイント阻害薬と多岐にわたっています。薬剤師はこれらを扱う医療従事者として、それぞれの薬の効き方、特異的な副作用等を熟知し、日々最新の知見を得ることで患者さんの抗がん剤を用いた治療への不安を和らげ、少しでも副作用が軽く治療ができるようにサポートをしてまいります。

薬剤部ブログ立ち上げと調剤室紹介

2022/12/06

画像1 画像2
皆さん初めまして。私、横浜市立みなと赤十字病院に勤務をしています薬剤師のYと申します。この度、薬剤部にてブログを開設いたしました。このブログでは薬剤部の業務や雰囲気を薬剤部内の各部門から発信していく予定です。不慣れなところもありますがお読みいただけたら幸いです。
 
記念すべき初回は調剤室での業務についてご紹介いたします。
 
調剤室では主に内服薬・外用薬と注射薬の調剤を行っています。
内服薬・外用薬の調剤では入院中の患者さんの処方を主に調剤しており、業務順序の明確化や病棟からの問い合わせなどに素早く対応するため、服用開始日によって処方箋を異なる色のかごに分けて調剤を行っています。また散薬・水薬・軟膏類は調剤時に処方箋に記載されたバーコードと薬剤のバーコードを機械で読み取ることで調剤に必要な量が画面に表示され、また異なる薬剤のバーコードを読ませるとエラー表示がされることで調剤時の薬剤の取り違いを防ぐことが出来る調剤支援システムを使用しています。
 
注射薬では入院・外来の患者さんの処方を調剤しています。当院は一月あたり約14000件の注射処方箋が発行されています。それらの処方箋を薬剤師が調剤・監査するためにアンプルピッカーを2台使用してスピードと正確性を重視した調剤を行っています。アンプルピッカーとは薬剤のアンプル・バイアルを処方された分だけ自動で払い出す機械です。
注射オーダーを受け付け取り込みするとアンプルピッカーに送信され、個人トレーに一施用ごとの薬剤が機械から払いだされます。このような機器を活用することで早く正確に調剤を行うことが可能となっています。
 
今回は調剤室の業務の一部をご紹介させていただきました。
就職希望者を対象とした薬剤部の見学会にて調剤室の様子を見学することが可能ですので、ご興味のある方は薬剤部のホームページからご連絡をお願いします。