薬剤部ブログ立ち上げと調剤室紹介

2022/12/06

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皆さん初めまして。私、横浜市立みなと赤十字病院に勤務をしています薬剤師のYと申します。この度、薬剤部にてブログを開設いたしました。このブログでは薬剤部の業務や雰囲気を薬剤部内の各部門から発信していく予定です。不慣れなところもありますがお読みいただけたら幸いです。
 
記念すべき初回は調剤室での業務についてご紹介いたします。
 
調剤室では主に内服薬・外用薬と注射薬の調剤を行っています。
内服薬・外用薬の調剤では入院中の患者さんの処方を主に調剤しており、業務順序の明確化や病棟からの問い合わせなどに素早く対応するため、服用開始日によって処方箋を異なる色のかごに分けて調剤を行っています。また散薬・水薬・軟膏類は調剤時に処方箋に記載されたバーコードと薬剤のバーコードを機械で読み取ることで調剤に必要な量が画面に表示され、また異なる薬剤のバーコードを読ませるとエラー表示がされることで調剤時の薬剤の取り違いを防ぐことが出来る調剤支援システムを使用しています。
 
注射薬では入院・外来の患者さんの処方を調剤しています。当院は一月あたり約14000件の注射処方箋が発行されています。それらの処方箋を薬剤師が調剤・監査するためにアンプルピッカーを2台使用してスピードと正確性を重視した調剤を行っています。アンプルピッカーとは薬剤のアンプル・バイアルを処方された分だけ自動で払い出す機械です。
注射オーダーを受け付け取り込みするとアンプルピッカーに送信され、個人トレーに一施用ごとの薬剤が機械から払いだされます。このような機器を活用することで早く正確に調剤を行うことが可能となっています。
 
今回は調剤室の業務の一部をご紹介させていただきました。
就職希望者を対象とした薬剤部の見学会にて調剤室の様子を見学することが可能ですので、ご興味のある方は薬剤部のホームページからご連絡をお願いします。