2020/11/19
8F・透析室病棟のSです。
退院後訪問についての紹介の最終回です!
退院後訪問では、患者さんの希望がある場合、退院1週後を目安にご自宅へ訪問させていただいています。
病棟、外来の看護師で、患者さんのご自宅に訪問します。主に全身状態の観察や腹膜透析チューブ造設部位の観察、自宅の環境(清潔に透析ができる環境であるか)や機械のトラブルはないか(トラブル発生時の対処方法についての確認なども確認します)、透析が順調にできているか(透析液の在庫状況や実際の透析を行うときの手技など)を確認します。また患者さん、ご家族に不安点等を確認し、解決に向け支援しています。
退院後訪問後は、主治医へ訪問時の様子などの報告やカルテ記載を行っています。退院後訪問のときだけでなく、その後の外来での定期受診時での支援ができるような仕組みです。
患者さんが安全にそして安心して治療を受けられる環境を整えること、退院後もサポートしていくことが重要だと考えています。患者さんからも、退院後訪問で不安が軽減した、また来てほしい等のお声も頂いています。今後も8F・透析室病棟では退院後の支援に力を入れていきたいと思います!!
2020/11/18
8階・透析室病棟のSです。
前回に引き続き腹膜透析患者へ退院後訪問について紹介させていただきます。
当院では、腹膜透析を導入される方が増え、初めて腹膜透析を導入された方の中には、退院後に自宅で生活をしてみると困り事や不安などに直面することがあります。
例えば、排液バッグの処理の仕方や腹膜透析チューブの管理についてなど、患者さんそれぞれ悩みが出てきます。ある患者さんは、受診するほどではないけれども、気になっていることがあったとおっしゃる方もいらっしゃいます。そのような時、退院後訪問を行い、不安や困りごとを解消できるよう支援しています。実際に生活環境を拝見して、より良く腹膜透析をできる環境に調整できるようアドバイスしています。
次回は具体的に退院後訪問で行っていることを紹介します。
2020/11/17
8階・透析室病棟のSです。
今回から3回ほどに分けて“腹膜透析を行っている患者さんへの退院後訪問”についてお知らせしたいと思います!
8階は腎臓内科を主科としており、腹膜透析を行っている患者さんへ向けて退院後訪問を実施しています。
今回は腹膜透析について説明します。
腹膜透析とは、腹腔内に透析液を一定時間入れ、腹膜を介して体内の老廃物などが腹腔内の透析液側に移動して体外に排泄するという仕組みです。腹膜透析の特徴としては、患者さん自身が自宅で透析を行うことができるという点です。腹膜透析の中でもCAPD(連続携行式腹膜透析)とAPD(自動腹膜透析)に分かれています。CAPDは1日に3~5回程度透析液を交換する方法で、生活リズムに合わせて透析液の交換を行います。APDは、就寝時に腹膜透析の機械を使用し、自動的に透析液の交換を行う方法です。
腹膜透析は、自宅でできる治療というのがメリットですが、自己管理をしっかりとできることが条件にもなってきます。そのため、当院では退院後訪問を通して、治療が確実に行えるように、退院後も支援させていただいています。
次回は、退院後に直面する腹膜透析患者の不安や困りごと、それに対する支援について紹介します。
2020/10/12
こんにちは!6A病棟の3年目看護師です。6A病棟では3人の新卒看護師を迎え、早くも6ヵ月が経ちました。
コロナウイルスの影響で新卒看護師の集合研修が少なく、職員同士の会食も自粛しており、スタッフ間の親睦を深める機会を作ることが難しい状況です。新卒看護師のみんなも心細い不安な日々を過ごしてきたと思います。そこで、経験年数の近いスタッフ(2・3年目)と気軽に話せる場を病棟で設けました。その名もプリセプティー会!です。
新卒看護師の悩みを聞いているうちに私たちも新人の頃を思い出し、懐かしい気持ちに
なりました。日々の業務をこなすことに必死な時期です。特に悩みで多かったのが、どの患者さんにも平等に時間をかけて接したいのに、どうしても時間が取れない時がある。でした。なんと尊い悩みなのでしょうか!優しくて患者さん思いで素敵な新卒看護師たちに心打たれました!
参加してみると後輩から学ぶこともたくさんあります。初心を忘れず、頑張っていこうと逆に私たち先輩が励まされた会でした。(笑)これからも、6A病棟のチームワークの良さを発揮しながら、新卒看護師の成長を見守り支えていきたいと思います!
2020/10/8
こんにちは!5C病棟Mです。
5C病棟では2~3ヵ月に1度、小児科医師の協力のもと、新生児蘇生法(NCPR)の勉強会を開催しています。新生児蘇生法とは、出生時を中心とした、新生児を対象とする蘇生法のことです。
出産によって大きなストレスを受けるため、元気いっぱいの赤ちゃんばかりが産まれてくるとは限りません。勉強会では、実際の事例などをもとに蘇生処置の流れを確認するなど、スタッフ全員が迅速かつ適切な処置が実施できるよう、知識や技術を高めています。
今日も元気な赤ちゃんと、ご家族の笑顔が見られるよう、スタッフ一同奮闘しています!