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2024.12.11

患者さん・一般の方

【産婦人科】RSウイルスワクチン接種開始のお知らせ

2024年12月10日より、当院にてRSウイルスワクチン(アブリスボ®筋注用)の接種を開始しました。
RSウイルスは主に呼吸器感染症の原因となるウイルスで、生後1歳までに半数以上が、2歳までにほぼ100%の乳幼児がRSウイルスに少なくとも1度は感染するとされています。発熱・鼻汁などの比較的軽い症状のこともありますが、生後6か月以内の初回感染時には重症化しやすく、入院となる場合もあります。
妊娠中にRSウイルスワクチンを接種すると、母体内で抗体が作られ、その抗体が胎盤を介して児へ移行することで、児もRSウイルスに対する免疫を獲得することができるようになります。予防効果は、感染に対しては約50%、重症化に対しては約80%とされております。接種をご希望される場合は、下記をご確認の上お申し込みください。

  • 費用…29,760円(ワクチン料・接種料込)
  • 対象…妊娠24週から36週までの方(妊娠28週から36週での接種が推奨されています。なお、接種後14日以内に出生した乳幼児におけるワクチンの有効性は確立していないとされておりますので、投与時期は担当医とご相談ください)
  • 申込方法…薬剤の取り寄せが必要となりますので、原則、妊婦健診時にワクチン接種のご希望をお伝えください。次回健診時に接種いたします。
  • お問い合わせ先…産婦人科外来(045-628-6283、平日14時~16時)