2020/12/1
看護副部長 福家です。「ナースのブログ」の院内読者の一人でもある経営企画課 課長からこんな記事が届きました。ちょっとお知らせ感が強いですが(笑)、ご一読ください。
経営企画課からのお知らせです。 お隣のベッドとの間に木製パーテーションを設けることで、4床室でも個室感覚でお過ごしいただける「4床室S」を、令和2年11月16日(月)から導入いたします。 横浜港の爽やかな風や波の音をイメージした落ち着いた内装に、無料でご使用いただけるテレビと冷蔵庫を設置し、心安らぐ空間で快適に療養いただけます。
料金は1日3,300円です(※1泊2日の場合、2日分の料金になります)。
ご希望の方は、入院予約時または入院中でも結構ですのでスタッフにご相談ください。
2020/11/26
つづき
まして、入院するということは、体調が悪いだけではなく、知らない場所で知らない人に囲まれていますので、混乱や不安はとても大きくなると思います。そのため、私は、認知症ケア研修や病棟ラウンドの時には、「その人の困りごと」を聞くことを看護師さん達に伝えています。
私が高齢者や認知症の方への看護で大切だといつも感じるのは「人としてのリスペクト」です。
そして、それはすべての患者さんにとっても大切なことだと感じています。ある認知症の方も「認知症の人が求めるケア」として、「敬意を払う」「力づける」ことをあげていました。入院中は、体の病気や認知機能の低下で自分らしくできないかもしれませんが、そのお一人お一人に大切な人生の歴史があります。
その人生を一緒に慈しみ、これからどう生きていくのか。看護師全員が、その一端をお手伝いさせて頂く思いで、敬意を払い力づけられる支援ができるよう、これからも活動していきたいと思います。
2020/11/25
こんにちは。 認知症看護認定看護師のYです。
私はこれまで、高齢者の方や認知症の方が安心して入院生活が送れることを目指して活動をしてきました。 認知症の症状として物忘れがあることは皆さんご存知だと思いますが、その物忘れがあることで認知症の人はいつも不安を抱えています。
主に「短期記憶障害」があり、2-3分前のことが記憶から消えてしまいます。皆さんが、仕事に向うため自宅を出た後、道の途中でどこに向かっているのか分からなくなったらどうでしょうか?
そして自宅に引き返そうと思っても、帰り道がわかならかったらどうでしょうか?とても不安を感じると思います。認知症の人はこんな思いを繰り返し繰り返し経験しています。
その2へつづく
2020/11/16
看護部長の間瀬です。
本日は「神奈川県花き園芸組合連合会・神奈川県園芸協会」様より胡蝶蘭の鉢植えを頂きました。
「ストレスが少しでも解消され、心のこりがほぐれればと願っています」とメッセージも頂きました。誠にありがとうございました。 とても立派で私の背丈ほどの大きさです。 胡蝶蘭は「幸福が飛んでくる」花言葉があるそうです。大輪の胡蝶蘭は病院を受診される地域の皆様や入院されている患者さん・ご家族の皆様と私達医療者に幸せを一杯運んできてくれることでしょう。
蘭は、多くの皆様に鑑賞いただけるように病院の正面玄関の案内に飾りました。 案内では、プラチナナースとして私達が尊敬する藤田看護師が蘭を大切に育てつつ、 皆さまの幸せを願っています。
2020/11/12
5C助産師のAです。
2020年9月10日付で認証を受けた「外国人患者受入れ医療機関認証制度(JMIP)についてお知らせします。横浜市内では3番目、赤十字病院では7番目、全国の医療機関では79番目の取得になるそうです。
JMIP受審準備ワーキンググループが立ち上がって約1年、医師や看護師、事務職など多職種が一丸となって取り組み、この日を迎えられました。5C(産婦人科)は外国人入院患者数が院内で最も多く、WGには5C師長も加わりモデル病棟としての役割も果たしてきました。
横浜は外国人の方が観光に訪れたり在住する街のため、様々な場面で外国語が必要となります。特に医療の場においては、患者さんの訴えや症状を聞き、診察や検査、入院生活など専門性の高い内容を伝える必要があります。不安解消のためコミュニケーションを図ることも重要です。
院内に表示されている日本語の案内を、すべて英語と中国語に訳して併記しました。配布するパンフレットもすべて英語や中国語バージョンなど作成しました。またタブレットを使って24時間いつでもテレビ電話通訳での対応が可能となり、多言語音声翻訳アプリも用いて、外国人の方と意思疎通がはかれるようになりました。他にも電話通訳や派遣通訳、職員通訳など必要に応じて使い分けています。対応する言語もロシア、タイ、ベトナム、フランス、タガログ、ネパール、インドネシア、マレーなど多数あります。
日本語しかできない私も、テレビ電話通訳に何度も助けられました!!このタブレットさえあれば患者さんも看護師も安心してコミュニケーションをはかり笑顔で対応できると思います。WGの方々の苦労と努力は大変なものだったと思いますが、大成功の取組みです。