2020/11/12
当院はJMIPの認証を受けました


5C助産師のAです。
2020年9月10日付で認証を受けた「外国人患者受入れ医療機関認証制度(JMIP)についてお知らせします。横浜市内では3番目、赤十字病院では7番目、全国の医療機関では79番目の取得になるそうです。
JMIP受審準備ワーキンググループが立ち上がって約1年、医師や看護師、事務職など多職種が一丸となって取り組み、この日を迎えられました。5C(産婦人科)は外国人入院患者数が院内で最も多く、WGには5C師長も加わりモデル病棟としての役割も果たしてきました。
横浜は外国人の方が観光に訪れたり在住する街のため、様々な場面で外国語が必要となります。特に医療の場においては、患者さんの訴えや症状を聞き、診察や検査、入院生活など専門性の高い内容を伝える必要があります。不安解消のためコミュニケーションを図ることも重要です。
院内に表示されている日本語の案内を、すべて英語と中国語に訳して併記しました。配布するパンフレットもすべて英語や中国語バージョンなど作成しました。またタブレットを使って24時間いつでもテレビ電話通訳での対応が可能となり、多言語音声翻訳アプリも用いて、外国人の方と意思疎通がはかれるようになりました。他にも電話通訳や派遣通訳、職員通訳など必要に応じて使い分けています。対応する言語もロシア、タイ、ベトナム、フランス、タガログ、ネパール、インドネシア、マレーなど多数あります。
日本語しかできない私も、テレビ電話通訳に何度も助けられました!!このタブレットさえあれば患者さんも看護師も安心してコミュニケーションをはかり笑顔で対応できると思います。WGの方々の苦労と努力は大変なものだったと思いますが、大成功の取組みです。