2020/9/8
看護師の特定行為研修の演習

こんにちは、看護部の大坪です。
みなさん、看護師の特定行為研修についてご存知でしょうか? 特定行為とは、看護師ができる「相対的医行為」の中で、高レベルな行為であり、21区分38行為に区別されています。当院では、「創傷管理関連」と「栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連」の2区分4行為の研修を実施しており、1名の特定行為研修修了者がいます。
今回は先日研修の中で行われた演習の様子を紹介します。演習では、研修受講者が症例患者の栄養状態や必要な輸液内容について、これまでe-ラーニングで学習してきた知識を踏まえて指導者(医師・認定看護師)にプレゼンテーションを行い、その上でディスカッションを行っていきます。研修受講者はある程度の看護師経験がありますが、栄養や輸液内容について詳細に考えることは初めての経験なので難しい部分もありますがたくさんの知識を吸収できたと思います。
特定行為ができる看護師が増えることは、患者さんに迅速で適切な対応が行われるだけではなく医師にも看護師にもメリットがあると言われていますので、今後とも多くの看護師に興味をもってもらいたいと思います。