2021/8/20
救護員としての赤十字看護師フォロアップ研修



こんにちは、5A病棟Kです。
先日行われた救護員としての赤十字看護師フォロアップ研修についてお伝えします。
私たちは救護員として登録されると、毎年、順次救護訓練に参加する救護班と実際に救護に向かう救護班を編成し備えています。
しかし、救護班に編成されない職員でもいつでも救護に行く備えとして、2年前より、救護員としての赤十字看護師フォロアップ研修を開催しています。
今年度より集中し2日間の研修として、新たに開催となり、また同じ県内の秦野赤十字病院との合同開催する事となりました。
研修参加者は、ベテラン看護師が主で、その中の1/3が師長、係長、主任の参加でした。
さすが、ベテランだけあって、グループワークにおいては、どんな時でも看護ケアを取り入れる回答が多く、また、自然にチームビルディングが早期から確立していました。
研修内容としては、赤十字の災害看護活動の復習及び、災害時の疾患別看護、ご遺体のケア、こころのケアに加え、今年度より、病院支援業務として支援だけでなく、受援を考える演習をおこないました。
研修生は、災害のサイクルに沿った支援をアセスメントし、災害対応の原則CSCAに沿って考える重要性も理解できていた。また、グループワークや模擬体験を行うことで、支援者だけでなく、受援者の看護師のこころの動きをリフレクションすることができ、どんな状況下でも冷静を保ち、看護実践する重要性も理解されていた。
参加した看護管理者のみなさまはこの研修の必要性を感じ、スタッフへの参加を促していきたいとの意見もあった。
温暖化の影響で災害も刻々と変化しているため、定期的に情報の更新とそれに伴う支援や受援についてもブラッシュアップを図っていく事も私達救護員としての役割だと考えています。