2022/11/17
腹部圧迫法 勉強会


こんにちは、検査部門看護師Aです。
今回は、先日行われた内視鏡部門での勉強会についてお伝えします。
内視鏡の検査の一つに大腸カメラがあります。
カメラで観察できる大腸の一番奥までは1.5mほどの長さがあります。
大腸は、固定されていてカメラが進みやすいところと、可動性に富みカメラが
進みにくいところところがあります。
このカメラが進みにくいところは、医師の指示のもと適切な方法で腹部を圧迫することで
カメラの進みを援助することができます。
解剖生理を理解し、適切な方法で圧迫することで、患者さんのカメラによる苦痛の軽減ができます。
大腸の模型を使ってカメラの走行を視覚的に捉え、効果的な腹部の圧迫方法を学びました。
より良い介助ができるよう、講師の医師に、日ごろの疑問点や方法のポイントなどを積極的に
質問し学びを深めました。
検査部門は、看護師の役割も特殊であるため、機器の扱いなど専門的な知識や技術を学ぶために
いろいろな勉強会をしています。
この知識と技術を、患者さんの苦痛や不安を軽減することにしっかり役立てていきます。