2023/3/22
呼吸療法認定士


こんにちは、救急病棟のJUNJIです。
今回は私事な内容で恐縮なのですが、昨年夏ごろから取り組んできた事に成果が出たので、皆さんの勇気になればと思い、報告です。
この度、呼吸療法認定士の資格を取得できました。
呼吸療法認定士とは、呼吸管理が行える医療人材のレベル向上と維持を目的として、学会が認定した資格です。受験資格は看護師・准看護師・臨床工学技士・理学療法士・作業療法士で2年の経験年数(准看護師は3年)があり、講習会を受講し、ようやく試験というなかなか道のりは遠い資格となっています。
目指したきっかけは、ある先輩(写真左)から呼吸療法認定士の紹介を受け、自分も呼吸に関するプロになれば呼吸器関連疾患の正確なアセスメントができ、質の高い呼吸ケアを患者さんに提供できると考えたからです。
試験当日も慣れない東京での試験会場で、嫁さんと娘に付き添ってもらい、会場入りの長蛇の列に並ぶ自分に手を振ってもらって目頭が熱くなったり。
自分の怠慢もあり、紹介を受けてから3年かかりましたが、多くの方の支えが力となりアラフィフながら合格できました。仕事との両立は結構大変でしたが、頑張ればなんとかなるんだと感じました。
呼吸療法認定士になると資格業務の範疇は超えませんが、病棟内で呼吸器関連の勉強会をさせていただき、質の高い呼吸療法を提供できるようになると考えます。また、定期的な講習参加が必須で、新しい情報がアップデートできます。
ここで学んだ知識や技術は自分自身も実践したいと思いますが、多くの若い世代に伝えていく事が本当の課題だと思っています。
改めて、みなと赤十字は学びやすい病院だと改めて感じました。