2020/10/19
手袋は手指衛生の代わりにはなりません! (その1)


看護副部長 福家です。
今回は、感染管理認定看護師から届いた真面目な話です。どうぞお楽しみください。
こんにちは。感染管理認定看護師のOです。
新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、感染に関する意識が高まった!という方は多いと思います。特に、手指衛生は感染対策において、最も効果的かつ重要です。 また、手袋を着けていれば手指衛生はしなくてもよいのでしょうか?
国内の使い捨て手袋は、品質保証規格に合格した場合でも、2~3%はピンホール(針穴)があるとされていますし、手袋を外す際に手を汚染する可能性があります。 そこで今日は、「手袋を外す際、手はどれくらい汚染されるのか?」「ピンホールの存在について」、感染リンクナースさん達に検証してもらいましたので、その様子をご紹介します。
【検証方法】
① 手袋を装着した手に、まんべんなく蛍光塗料を擦り込む。
② 手袋を外す。
③ 手袋を外した手に、ブラックライトを照らす。
検証結果は、次回につづきます