2022/10/17
卒後1年目 急変時アセスメント研修



こんにちは、救急病棟のOです。
私は昨年度、救急看護認定看護師になりました。認定看護師になり、初めて新人集合研修の担当となりました。今回は「急変時のアセスメント」の一次救命処置の研修の様子をご紹介します。
この研修は講義と研修になりますが、事前課題として講義資料を読み、ナーシングスキルという動画視聴で自己学習をします。当日は、事前課題の復習として講義を行い、実際にアドバイザーが一次救命処置を行うシミュレーションを見学します。その後各グループに分かれて実技演習を行います。もちろん、N95マスクやフェイスシールドの装着、物品の清拭や手指衛生の実施といった感染対策もしっかり行いながらの実技演習です。
新人看護師の皆さんは就職して5カ月あまりですが、すでに所属している部署で急変対応を経験した方もいました。「いざ急変に遭遇した場面で自分でもなにかできるように」、「初めての急変対応ではなにもできなくて悔しかったので、次は率先して対応できるように」、など、様々な思いを胸に一生懸命研修に取り組んでいました。
研修後には「実技演習で正しい手技を教えて頂きながら積極的に学ぶことができた」、「実際に演習で胸骨圧迫を行ったらすごく疲れるし大変だということがわかったので、急変の場面では率先して交代できるようにしたい」などの意見がありました。
私自身初めて集合研修を担当し、準備に手間取ったりしましたが、看護部、各部署師長、MEST(院内救急サポートチーム)の皆さんにたくさんご支援・ご指導を頂き、学びの多い経験となりました。今後も、各部署に所属する看護師や患者さんたちの役に立てるよう努力していこうと思います。