2020/12/3
みなとセミナーについて(アドバンス・ケア・プランニング)その2


ここからは、みなとセミナーの内容をご紹介します。
医療連携センター長 T先生には、『急性期病院の医師が考える意思決定支援』というテーマで講演して頂きました。ACP(アドバンス・ケア・プランニング)を行う上での基本ステップやJonsenの4分割表を用いた意思決定支援など、急性期病院の入院をきっかけにACPが行われた症例を倫理的視点からわかりやすく講義して頂きました。
みらい在宅クリニック U先生には、『在宅医療におけるアドバンス・ケア・プランニング(ACP)』とのテーマでご講演頂きました。住み慣れた家で過ごす患者・家族に対し、訪問診療を通して在宅チームで繰り返しACPを行い共有することの大切さ、意思が確認できなくなった時もそれまでのACPや言動をもとに患者の意思を推測することの重要性を講義して頂きました。
今回初めてのWeb開催に伴い、医療情報課のHさん、Sさんに準備から当日にかけて、手厚いサポートをして頂きました。無事終了できたのも、この2名のおかげです。大変お世話になりました。