2023/12/4
すべては安全な手術のために ~手術前の準備について~




こんにちは、手術室です。
突然ですが、みなと赤十字病院の手術室は何室あるかご存じですか?
実は、11室もあり、約40名の看護師が在籍しているんです!
私たちは、
「患者さんにとって、安全で円滑な手術を行うことが何より大事なこと」
と考え、日々看護を行っています。
「安全な手術のためには準備が8割」という言葉もあるほどで、手術前の準備を私たちはとても大切にしています。(1枚目の写真)
今日はそんな手術室における手術前準備の様子をご紹介します。
手術室看護師というと、手術に立ち会い、かっこよく器械を医師に渡しているイメージかもしれませんが、実はその前に「器械展開」を行っています。器械展開とは、手術器械に故障や欠けがないか、ちゃんと使える状態かを一つ一つ確認し、安全性を確保することです。
右手にメニュー表(器械一覧表)を持って、器械の確認をしている様子です。(2枚目の写真)
器械によっては、ネジが使用されており、手術前後でネジの本数があっているかも大切な確認ポイントです。メニュー表には分かりやすく、どこにネジが使用されているかが載っています。(3、4枚目の写真)
いかがでしたでしょうか?
安全な手術のために、このように準備が行われているんですね。
写真付きのメニュー表は分かりやすいと評判で、新人看護師も自信をもって器械展開できるようになってきました。
普段目にすることのない手術室の一面を、これから少しずつ紹介していくのでよろしくお願いいたします。