2021/4/27
患者さんから絵をいただきました!

こんにちは、5A病棟のKです。
先日、退院された患者さんが描いた絵を感謝の気持ちとして奥様よりいだきました。
退院先として奥さんは自宅に連れて帰りたいという気持ちがあり、吸引やオムツ交換などのケアを何度も練習しました。しかし奥さんも高齢で、手技の難しさを感じ息子さんの意見を取り入れる事となりました。息子さんは外国在住のためコロナウイルスの影響で帰国が難しく、リモートで話す機会を設けました。
医療情報課の力を借り、パソコンだけでなく小さいカメラも準備しました。話し合いには医師、看護師、精神保健福祉士だけでなく、リハビリ担当のスタッフにも参加してもらい、患者さんの様子を詳しく映像でお伝えすることができました。結果的に息子さんも自宅では難しいとなりましたが、ご本人はこの時家族に「頑張る」と言いました。その後、医師とカンファレンスを行い最終的に拘束は外れ、結果家族の希望する施設に入ることができました。
最近では家族が外国や遠方に住んでいる方も多く、コロナウイルスの影響で退院支援が難しいケースもありますが、今後も医療チームが力を合わせて患者さんやご家族の声を励みに更に頑張りたいです。