2021/5/13
産科における地域連携

こんにちは、5C病棟の助産師Aです。
5C病棟は産婦人科病棟です。当院は地域周産期母子医療センターとして、産前産後を通して母子とその家族の支援をしています。
今回はその活動のひとつとして取り組んでいる、地域との連携について紹介します。
当院では、妊娠~出産、産後を通して特に手厚い支援が必要と予測される妊産婦さんにできるだけ早い段階で介入できるように、当院の医師(産科・小児科・精神科)、助産師、社会福祉士と区の担当者が集まり定期的にカンファレンスを開いています。
カンファレンスでは情報共有を行い産後入院中のケアの方針を決定します。そして情報をもとに区の担当者が訪問に行ったり、助産師が外来で関わっていきます。
私たちは、ひとりでも多くの妊産婦さんとそのご家族が笑顔で子育てできる環境をつくるために、妊娠中からの子育て支援に力を入れています。
複雑な事例に悩むことも多く難しさを覚える一方、地域周産期母子医療センターとしての役割を担う責任感にやりがいを感じている日々です。