2020/1/24
勉強会(包括的暴力防止プログラム)


5Cブログ担当のAです。
先日院内で行われた暴力防止対応教育研修に参加したので、その様子をお伝えしたいと思います。
都立松沢病院の精神看護専門看護師の北野進先生をお招きし、CVPPP(包括的暴力防止プログラム)の理論や技術に基づいた一般病院向けの暴力対応教育研修が開催されました。
はじめにCVPPPの8つの原則について講義を受けることで、患者の暴力から身を守るための研修ではなく、患者を助けに行く、ケアする為の研修だと知りました。
患者さんの怒りの根源を理解すること、暴力を抑え込むのではなくケアするという姿勢で関わることが大切なのですね。相手の感情をつかむ対話テクニックを身につけることも必要だとわかりました。
演習では、相手に掴まれた手を威圧的でなく、嫌な感情をもたせずに解きほぐすテクニックも教えてもらいました。実践するには練習が必要そうでしたが、知識としてもっていると、いざという時に役立つと思います。暴力にならないのが一番です。部署に伝達することで、みんなで、お互いの尊厳を守りながらケアできる環境を作っていけると良いなと思いました。