2022/1/13
感染対策委員会の取り組み(ノロウイルス)



感染管理室看護師Oです。
看護部感染対策委員会でノロウイルス吐物処理演習を行いましたのでご紹介します。
ノロウイルス感染症は秋~冬にかけて流行します。急性胃腸炎症状を引き起こし、非常に感染力が強いのが特徴です。少量(10~100個)のウイルスでも感染するので吐物処理には細心の注意を払う必要があります!
模擬吐物を用いて、吐物が広がる様子を確認しました。想像より広範囲に飛散することに驚きました!乾燥するとウイルスが空気中を漂うため水を浸したペーパータオルで吐物を覆い素早く片づけます。中心部に集め最後に塩素系漂白剤で消毒して終了です。
今回の演習は神奈川県立保健福祉大学実践教育センター感染管理認定看護師教育課程の実習生に行っていただきました。本格的な流行時期を迎える前に知識と技術の確認ができ有意義な時間となりました。
新型コロナ第5派はようやく収束しましたが、基本的な感染対策は引き続き行っていきましょう。