2020/7/15
5C病棟を紹介します

5C病棟は産婦人科です。妊産褥婦、新生児、婦人科疾患をもつ患者が入院している病棟で、外来と一元化しているためスタッフはどちらにも対応し、継続看護に力を入れています。助産師が多いですが、他科での経験豊かな看護師も一緒に働いています。また、子育て中の人も多く、育児短時間制度を使って仕事と家事、育児を両立させながら働いている姿はとても頼もしいです。
産科では月40~50件のお産があります。妊婦健診の保健指導や助産師外来、出産準備クラスなど、妊婦が安心してお産に向き合えるように関わっています。当院は地域周産期母子医療センターの役割も担っていて、NICUが6床あり地域と連携を取りながら、早産や母体合併症、社会的ハイリスク妊娠への対応を行っています。
婦人科では生殖器に関わる疾患が対象であり、幅広い年齢層の女性がさまざまな精神状態のなか、羞恥心や不安を抱えながら治療を受けにきます。そのためプライバシーの配慮やライフステージに合わせたケア、患者だけでなく家族へも心身両面からの支援を大切にしています。
今年度は新卒助産師2名が仲間入りしました。1年間で分娩介助、ベビーキャッチ、婦人科看護の基礎的な知識と技術が身につくように、プリセプター中心にスタッフ全員でフォローしています。赤十字の看護師ラダーに沿った教育と共に、助産師ラダーCLoCMipレベルⅢ取得を目標に、日々頑張っています。