2022/8/5
こんにちは!7C病棟のHです。
7C病棟は循環器内科、心臓血管外科の病棟です。主に心不全や心筋梗塞、心臓の手術を受ける患者さんが入院されています。また心臓カテーテル検査やアブレーション治療が積極的に行われているため慌ただしい毎日ですが、多忙な業務の中でもお互いに声を掛け合いながら楽しく働いています。
そんななか、今年は新人看護師が6名入職されました。
教育体制はプリセプターシップを取り入れているため、1人ひとりに先輩看護師がつきサポートを行っています。4月の終わりから先輩と一緒に患者さんを担当し、少しずつ受け持つ患者さんが増えます。また初めて行う看護技術は先輩の見守りのもとで行い、自立へ向けて段階を踏んでいくため新人看護師も安心して働くことができています。
日々の業務だけではなく疾患の勉強や様々な面で生じる不安を軽減できるよう支援しています。
7C病棟で一緒に働きませんか。お待ちしています!
2022/8/4
災害看護研修担当の5A Kです。
先月、救護員として赤十字看護師養成研修が行われました。
私達赤十字看護師は、赤十字医療施設に看護師として3年以上勤務し、一定の救護教育と訓練を受け救護員として登録されます。
そのためにこの研修においてはラダーレベルⅡを目指すものが主として受講されています。
研修は、座学と実技を行い、以下の感想や学びを得られていたのでお伝えします。
座学では、赤十字の歴史、赤十字の救護活動、救護員としての役割について学びを深め、グループワークを通して日々の看護実践の学びを復習し、様々な病棟で勤務しているスタッフ間での知識を持って意見交換することで、より知識を深められていたようでした。
また実技では、トリアージ、担架搬送、救護所設営などを行い、実際の訓練に沿った考え方を学び、様々な視点で考える同じチームの意見を大切にしチームとして考える大切さとチームビルディングの重要性に気付かれていました。
現在、災害はいつでもどこでも起きる時代となっており、私たちは常にその準備をしておかなければならない重要性にも気づく事ができていました。
被災者にとって、何が重要かを考えながら、赤十字看護師としてこれからも研修、訓練を続けていきたいと思います。
2022/8/2
糖尿病看護認定看護師のHです。
今回は透析予防外来の実践編についてお伝えします。
思い起こせば、当院の透析予防外来は2012年に始まりました。早いもので、今年で10周年を迎え、60名近い患者さんに利用していただきました。透析予防外来は、通常6回コースですが、栄養指導、看護外来で医師にはなかなか話せない療養の細かい困り事が相談でき、療養へのモチベーションが上がると、2012年から継続し、9年目を迎えた患者さんもいらっしゃいます。患者さんが血糖や血圧コントロールを頑張り、腎症の検査データが維持できたり、改善したりした時には、まず患者さんと一緒に喜びます!!その後で、何が良かったのか振り返りを促し、良かった療養行動を継続できるように支援しています。ついつい悪化したデータや、できていなかったことばかりに目がいきがちですが、患者さんの強みを活かした支援ができるように心がけています。
2022/8/1
7B病棟のWです。今回は7B病棟に配属となった5人の新卒看護師に「今の気持ち」をテーマにインタビューしてみました。
Aさん:毎日一つ一つの業務を覚えてやっていくことは難しいですが、先輩方の指導があり、患者様からの「ありがとう」「頑張ってね」の言葉にとても支えられています。落ち込むこともありますが、個性の異なる同期の存在も大きな支えです。今は目の前のことに精一杯ですが看護師として成長できるよう頑張りたいと思います。
Bさん:患者さんと実際に関わる機会が増え、観察項目や看護技術のマニュアルを把握しながら、スムーズに対応を行うことの難しさを感じています。できないことができるようになり、先輩から褒めてもらい、患者さんから感謝の言葉をもらった時にとてもやりがいを感じ、更に頑張ろうと思います。一人暮らしのため帰宅後に夕食の準備や洗濯など家事をしてから勉強する時間を確保するのが大変です。
Cさん:就職して毎日患者様と関わり日々学べることがすごく嬉しいです。コロナ禍で実習に思うように行けず、就職して働くことができるかという不安が大きかったのですが、先輩が優しく熱心に教えて下さいます。覚えることも多く毎日緊張していますが、先輩方と共に病棟の一員として患者様が安心して生活できるように日々頑張っていきます。
Dさん:まだまだできないことは沢山ありますが、患者さんにありがとうと言ってもらえたことが自信とやる気に繋がっています。同期と一緒に帰宅途中に、悩み事や楽しい話をしてリフレッシュしています。
Eさん:新しい環境で初めての経験も多く、緊張と不安でいっぱいですが、研修や日々の勤務での学びをひとつひとつ身につけて患者さんのための看護ができるようになりたいです。
社会人になって一人暮らしを始め、生活することの難しさを実感しました。看護師として働くことができることや同期との新しい出会いもあり、充実した毎日だと感じています。
新卒看護師へのインタビューを通して、私も毎日不安や緊張でいっぱいだった新人の頃を思い出しました。そしてここまで頑張って来られたのは、支えてくれた先輩方や同期、友達や家族の存在が大きかったなと改めて思いました。これからもチームワークを大切に頑張っていきたいと思います。
2022/7/29
糖尿病看護認定看護師のHです。
透析予防外来を紹介します。
長期間高血糖が続くと、糖尿病の合併症である糖尿病腎症を発症します。血糖コントロールが良くないと腎不全に至り、人工透析や腎移植が必要となります。
糖尿病腎症の腎症の病期は1~5期まであり、2期までは無症状ですが、腎臓の機能は少しずつ低下しています。透析予防外来では、無症状の2期の患者さんからが対象です。腎症は病期によって、治療や食事内容、運動の強度など生活の注意点が変わるので、患者さんの病状に合わせて支援します。患者さんは採血結果が出る約1時間の間に管理栄養士による栄養指導と看護師による生活指導を受け、医師の診察を受けます。この外来に通ったことで、腎症の進行を遅らせるのはもちろんですが、患者さんとその家族の療養生活の負担や不安が少しでも軽くなればと思っています。