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2025.07.22

院内搬送ロボット「まもるん・つなぐん」の運用を開始しました!

7月22日から院内搬送ロボットの運用が始まりました。
2025年度に開院20周年を控えた当院は、これまで医薬品等の院内搬送を担ってきた自走台車の代替となる搬送手段を検討するため、2024年度に院内搬送ワーキンググループを立ち上げました。多職種で構成されたワーキンググループでは、物流搬送調査や搬送ロボットの検討を行っていきました。
そしてこの度、川崎重工業株式会社のロボット2台を導入し、患者さん・職員からの名前公募の結果、約100件の応募から「まもるん」・「つなぐん」が選ばれ運用を開始しました。

今回の導入にあたっては、医療従事者の業務負担軽減と医療現場の効率化を目的としており、エレベータやセキュリティドアと連携し、院内を垂直・水平に移動できる点は大きな特徴です。
また、これまで医療スタッフが手作業で行っていた医薬品、検体、採血管などの搬送業務がロボットに代替され、看護師や薬剤師、検査技師などの専門職が業務に集中できる環境が整い、患者さん対応の質向上や業務効率化が期待されます。また、夜間や休日の搬送業務もロボットが対応することで、医療従事者の負担軽減と働き方改革の推進にも寄与します。

8月中旬からは活躍の場を更に広げ、全病棟を対象として徐々に運用範囲を広げていく予定です。
院内で見かけた際は、あたたかく見守っていただきますようお願いいたします!

院内に掲示中のポスター