2023/1/4
「急変時のアセスメント」研修での学び

あけましておめでとうございます。
本年もナースのブログをよろしくお願いします。
7B病棟のWです。
先日、新卒看護師を対象に、「急変時アセスメント研修」が行われました。この研修では、講義や実技演習を通じて、“一次救命処置”というAED以外の特別な器具を使用せずに行う心肺蘇生法を中心に学習します。今回は、研修受講後の看護師に研修での学びや感想に聞いてみました。
Aさん
一連の処置をグループメンバーと何度も繰り返し練習する事で、救命処置が必要な場面で個々のメンバーが果たすべき役割の種類や、役割ごとに異なる救命処置の手技について学び、習得することができました。今後、救命処置に携わる機会があれば、研修で得た知識を生かして、私にできる役割を果たしながら積極的に医療チームと連携し、患者さんに迅速かつ的確な対応を行えるよう努めていきたいと思います。
Bさん
入職してすぐに急変の場面に立ち会った時は、自分は何をしたら良いのか分からず病室の外から先輩方の動きを見ていました。ですが、この経験があったからこそ、実際の現場をイメージしながら研修に臨むことができ、1年目の私でも物品準備や胸骨圧迫など患者さんのために行えることがあるのだと学びました。
Cさん
以前急変に立ち会った際、先輩看護師が速やかに処置や物品準備にあたっていたのを覚えています。研修ではその時の状況を振り返りながら、すべき対応について考えることができました。また、起こりうる状況を想定しながら処置を練習したり、物品の使い方も学ぶことができました。今後は状況に合わせて自分にできることは何かを考えながら、行動していきたいと思います。
患者さんの生命が関わる場面で、患者さんの状態から必要な処置や対応を冷静に判断し、迅速に行動するためには、看護師として果たすべき役割を理解し、必要な知識や対応を常日頃から学習しておくことが重要なのだと改めて感じました。先輩看護師から学ばせて貰う事も多いですが、後輩が一生懸命仕事をしている姿や、患者さんのために熱心に学習に励む姿を見ていると、私も頑張ろうといつも刺激をもらっています。患者さんの急変時には一刻も早い救命処置が求められるます。どんな時でも患者さんに安心・安楽な看護や医療を提供できるよう、これからも病棟全体で力を合わせて頑張っていきます。