2021/11/2
脳卒中リハビリテーション看護認定看護師

脳卒中を発症すると生命の危機に陥るだけでなく、麻痺や高次脳機能障害などの後遺症が残存する可能性もあります。脳卒中リハビリテーション看護認定看護師の役割として、急性期に重篤化を回避するためのモニタリングとケアの実践、急性期からの適切なリハビリテーションの実践などがあります。現在私は脳神経外科・脳神経内科の混合病棟に勤務しています。病棟での勉強会の開催や、他部署からの相談への対応などを行い、脳卒中に対する知識と看護の質の向上に努めています。
脳卒中を発症すると、患者とその家族は今後の生活に対する不安を抱きます。患者・家族の想いに寄り添い、その人らしさを失わず生活の再構築ができるように多職種と協働しながら関わっていきたいと思います。また、脳卒中は発症後少しでも早く病院に来ることや、発症予防・再発予防のために生活習慣の中で気をつけることも多いです。入院患者だけでなく、地域住民への啓蒙活動なども今後実践していきたいと考えています。