呼吸器病センター(呼吸器内科・呼吸器外科)

Original Update by Dr.Farouk

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診療の特徴

2018年より、呼吸器病センターの体制となり、呼吸器内科と呼吸器外科が連携して呼吸器疾患の患者さんに、より質の高い集学的医療を行っております。特に肺がんの診断・治療に力を入れております。呼吸器病センターに受診・御紹介いただけますと、肺がんの診断を内科と外科で連携して行い、手術や内科治療を当該科で速やかに行うように努めております。

呼吸器病センターは現在8人体制(呼吸器内科7名、呼吸器外科1名)で診療をしております。なかでも3名の日本がん治療認定医機構がん治療認定医が診療にあたっております。さらに5名の日本呼吸器学会呼吸器専門医(うち2名が日本呼吸器学会呼吸器指導医)が在籍しており、当院は日本呼吸器学会認定施設です。また呼吸器外科専門医が、侵襲性の低い胸腔鏡を用いたハイブリッド手術を積極的に行い、呼吸器外科専門医合同委員会の関連施設に認定されています。その他、日本アレルギー学会専門医が3名在籍し、アレルギー専門医教育研修施設であるとともに、2名の気管支鏡専門医を擁する日本呼吸器内視鏡学会関連認定施設でもあります。 このように呼吸器疾患の専門家による質の高い診療体制を整えております。

主な対象疾患

肺がん

肺がんは、日本人の生命に関わるがんとして最も多い重要な疾患です。

当院では、2013年からPET/CT検査を用いた精度の高い診断を行っています。

画像検査

  • X線検査

    赤い丸の中の白く丸い影が肺がんの陰影

  • CT検査

    赤い丸の中の白く丸い影が肺がんの陰影
    病変は、背中側に位置することが分かります

  • PET/CT検査

    赤く光っているのが肺がんの陰影

  • 別の撮影条件、緑の矢印の先の黒い影が肺がんの陰影

PET/CT検査などの画像検査で肺がんが疑われた場合、気管支鏡検査で、肺の影のある部分を一部取り、顕微鏡でがん細胞をみつけます。

気管支鏡検査

  • 正常肺

  • 肺がん

左の正常肺と異なり、右の肺がん像では、いびつながん細胞が無制限に増えて充満しています。肺がんであることが確定診断となりました。

肺がんが確定すると、肺がんの種類や進行度などによって、治療方針を決めます。毎週、呼吸器病センター内(内科と外科)で治療方針を相談するカンファレンスを行っています。

また放射線科や緩和ケア内科、健診センターとも連携しており、がんの予防(禁煙外来)、健診、診断、手術、放射線療法、内科治療、緩和医療と、当院のみで一貫した肺がんの対応が可能です。

気胸・嚢胞性疾患

気胸とは肺に穴が開いてしぼんでしまう病態です。若年者ではびまん性肺病変(肺気腫、間質性肺炎など)に起因しない嚢胞性病変(ブラ・ブレブ)の破綻による原発性自然気胸がほとんどです。

軽度の気胸では安静による経過観察で軽快することもありますが、中等度以上のものでは胸腔内にチューブを挿入して脱気する胸腔ドレナージを要します。

  • 軽度(Ⅰ度)

    肺尖が鎖骨レベルまたはそれより頭側にあるもの

  • 中等度(Ⅱ度)

    軽度と高度の中間程度

  • 高度(Ⅲ度)

    全虚脱またはこれに近いもの

胸腔ドレナージなどの保存的治療は主に呼吸器内科が担当しておりますが、再発や難治性のものは呼吸器外科にて手術を行っています。

手術は胸腔鏡を用いており、原因となっている病変(ブラ・ブレブ)を自動縫合器で切除します。さらに肺表面に補強材(PGAシート)を貼付して再発の防止につとめています。

経過が順調であれば術翌日に胸腔ドレーンを抜去し、翌々日に退院が可能となります。

胸腔鏡下肺部分切除術

内科および外科の特色

各診療科名をクリックしてご覧ください。

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