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院長のご挨拶

院長:野田 政樹
院長:野田 政樹

横浜市立みなと赤十字病院のホームページにお越し頂きありがとうございます。
当院は横浜市立の病院として横浜市の地域の皆様の健康を増進するために日本赤十字社が指定管理を行う病院です。
日本赤十字社は「人間を救うのは 人間だ」をスローガンとして掲げ医療事業はその中でいのちをつなぐ赤十字事業です。

当院は地域における高度の先進医療を提供する病院として機能しており高度の特定の要件を満たす病院として厚生労働省から大学病院群に次ぐ特定病院群として認定されています。

救命救急センターでは断らない救急医療を24時間365日実践しており年間12,000台の救急車を受け入れるとともに救急外来の12,000人の患者さんと合わせ年間で約24,000人の患者さんへの横浜市の政策としての救急医療を担っております。小児科の救急では医師が24時間常駐し周産期ならびに精神科の救急医療にも対応しています。

この救急医療では各診療科が密接に協力しており特に集中治療部(ICU)は救急科と緊密に連携して救急を含めて緊急の医療を必要とする重症者や手術後の患者さんの診療を担当しております。また救急を含めて心臓の疾患では心臓病センターの循環器内科、心臓血管外科が連携しており、脳疾患では脳神経外科と神経内科が連携するなど関連する各診療科がチームとして診療しています。さらにハイブリッド手術室(手術室と血管X線撮影装置を組み合わせた手術室)で低侵襲で精密な心臓や脳の血管カテーテル治療を行います。

がんセンターでは消化管がん(食道がん、胃がん、大腸がん)、肝臓がん、胆嚢がん、膵臓がん、肺がん、前立腺がん、乳がん、子宮がん、血液がんなどの各専門医が外科的および内科的な診療を担当しています。放射線科では手術によらない侵襲の少ないリニアックのがんの放射線治療を行いがんの画像診断としては全身を一度に調べられ隠れたがんの発見にも威力を発揮する陽電子放射断層撮影装置(PET-CT)による検査や従来の磁場の強度の2倍の3テスラのMRI装置(3T-MRI)により従来のMRIより小さながんの診断をしています。この3T-MRIにより腹部では 肝臓がん、膵臓がん、乳がん、前立腺がん、骨盤の婦人科臓器のがんなどの精度の高い画像診断に加え造影剤を使用しないで行う胆管や膵臓の膵管の異常を検査しがんの診断を行います。またがんの多職種によるチーム医療を行い最新の化学療法を行う化学療法センター、がんの専門の認定看護師ならびに薬剤師とリハビリテーションや支援の事務スタッフによるチーム、多職種の合議を行うキャンサーボード、がんの臓器別の各専門の診断を行う病理診断部、患者さんを支えるがん相談支援センターがあります。加えてがんの緩和ケアセンターにおいて緩和ケアチームと緩和ケア病棟の運営を行い、がん患者さんの症状の緩和ならびに患者さんのケアを中心とした療養支援を行っています。

外科治療では低侵襲の内視鏡の専門医により患者さんの体の負担が軽減され腹部の胃、大腸、肝臓、胆嚢、子宮、卵巣、前立腺等の手術を行っておりさらに低侵襲の脊椎手術では地域の有数の症例を持つ病院として新聞等に報道されています。また当院では手術支援ロボットのダ・ヴィンチ手術による低侵襲治療を行っており泌尿器科の手術を中心とした診療をしています。泌尿器科は女性の泌尿器に関連する手術にも実績を挙げています。

アレルギーセンターは横浜市の政策医療を担い喘息や食物アレルギーの専門医が診療を担当しアレルギー内科、小児科、呼吸器科、耳鼻科、皮膚科、膠原病リウマチ内科、眼科の7診療科が連携し先端医療の研究を行い花粉や喘息の遠隔医療やスマートフォンでの個別医療を試行しており北は北海道から南は沖縄までの日本全国からの患者さんが受診されています。アレルギーセンターでは地域の学校や保育所などに食物アレルギーに対するエピペンの出張講習を含め研修会などを年に40回ほど行っています。

救護活動では東日本大震災に際して発災の数時間後には当院からの救護班が出動し茨城の広域水害、熊本地震ならびに羽田の航空機事故においても当院の職員が出動しています。さらに想定される南海トラフ巨大地震など横浜地区の大規模な都市型地震に備え院内の外来の一階のロビーや廊下にも緊急時に使用する設備を整えており定期的に訓練を行いまた広域の災害の支援のための災害備蓄倉庫を当院の敷地内においています。この備蓄倉庫には通常の災害医療の為の医療器具、薬品等の機材、避難者の為の資材や食料に加え海上の救難のための機器を備蓄しています。患者搬送について空路では救急患者を屋上のヘリポートで受け入れていますとともに緊急の患者搬送の際の船を受け入れる桟橋が病院に隣接しています。国際活動については海外救援としてネパール地震災害やシリアの難民キャンプ等の医療の支援に当院の職員が派遣されています。また高度な救急救命技術から基本的な救命方法までの多様なレベルの救急法の講習を通年で実施しておりこれも日本赤十字の9つのいのちをつなぐ赤十字の事業です。

当院は地域の医師会や歯科医師会の先生方、近隣の病院、行政の方々ならびに地域の住民の方々や介護やケアに関わる方々初め多くの方々の大変なご支援に支えて頂いており心より感謝申し上げます。地域の先生方からご紹介を頂く紹介率は103%、また当院からの紹介を地域の先生方に受けて頂く逆紹介率は80%となり御礼申し上げます。地域医療支援病院として皆様とともに地域の横浜市民の健康に貢献するために今後とも職員一同努力を傾けてゆく所存ですので皆様の一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

平成30年3月

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