2020/3/16
手術室ブログ担当ばびいです。今年の流行語大賞に選ばれたのは、「ワンチーム」でしたね。
手術室は、「手術部」という大きなチームの中で、患者さんの「手術」にチームで携わっています。そのメンバーは、当該科医師(執刀医・助手医師)・麻酔科医・直接介助看護師・間接介助看護師に臨床工学士や臨床検査技師・放射線技師などです。
患者さんに安全な治療を提供する中で、手術中の患者様の皮膚トラブルを予防することも大事なので、今回は、医療関連機器圧迫創傷(MDRPU)対策の一環を紹介します。
全身特殊ウレタンマットレスは、長時間の手術や低栄養の患者様の体圧を分散します。
ももやふくらはぎの下やかかとなど、部分的に使用できるサイズにカットし使用することもあります。
紹介したものはほんの一部ですが「手術した傷以外の傷を予防するために、チーム一丸で取り組んでいます。
ドラマの「オペ看」(手術室看護師)とは少し違った仕事を紹介してみましたが、いかがでしたでしょうか。興味があればぜひ手術室をご希望ください。
2020/3/10
皆さんこんにちは、7B病棟ブログ Kです。
今回は先日行われた部署での勉強会についてお伝えしたいと思います。
内視鏡検査の多い7B病棟では、内視鏡検査について定期的に勉強会を行っています。
講師を務めるのは実際に内視鏡検査を行なっている消化器内科の先生方です。疾患の病態生理から治療の流れや検査・治療後の観察点や注意点、どのようなリスクがあるかなど、丁寧に教えてくれます。先生方の講義はなるほど!と思うことが多く、毎回スタッフからもわかりやすいと好評です。
このような勉強会を行い、スタッフのレベルアップを目指しています。これからも勉強会を通じて学びを深め、日々の看護に活かしていきながら、患者さんに安心して入院生活を送っていただけるようにサポートしていきたいと思います!
2020/3/3
4月の病院見学会の追加日程のお知らせです。
4月11日(土)に病院見学会を追加しました。
インターンシップに参加できなかった方は、是非いらしてください。
お待ちしています。
2020/3/2
当院は災害拠点病院であり、テロ災害等が発生した際は多数の傷病者を受け入れる事になります。2020年には東京オリンピックが控えており、横浜市でも複数の競技が行われる予定です。それは国を挙げたイベントであると同時に、テロの標的とされる危険性も秘めています。
このような万が一の事態に備えるため、筑波大学附属病院で行われた厚生労働省の研修に6CのTさんが参加してきましたので、その様子をお伝えします。
都内で過去に発生したテロ事件では、状況が把握出来ないまま傷病者が病院に運ばれ、病院スタッフへも被害が拡大したことがありました。テロや災害時に傷病者を助ける事はもちろんですが、医療者側も安全に医療を提供することが必要です。この研修では、化学兵器や生物兵器、核兵器などにより汚染された傷病者が搬送される事を想定し、防護具や防護マスクなどを装着し、処置を行う訓練をしました。研修は11月に行われたのでそれほど実感はありませんでしたが、これを夏に装着することを考えると、長時間の活動は困難であることが分かりました。
テロ等の災害が発生しない平和な世の中であることを祈りつつ、万が一の事態に備えるのが赤十字職員としての役割だと、この研修を受講する事で改めて実感しました。
2020/3/1
こんにちは!6D病棟ブログ担当Mです。
今日は救護員としての赤十字看護師研修についてご紹介します。
日本赤十字社の救護活動の歴史は古く1877年の創立当初から、災害救護事業を行っています。そのため災害発生時には医師や看護師、コメディカルスタッフで結成されたD-MATや救護班が災害現場に派遣されます。また横浜市立みなと赤十字病院は、災害拠点病院としての機能を有しています。
今回の研修では赤十字救護活動の歴史、災害看護の定義や役割、事例を用いてトリアージの実施など、2日間盛りだくさんの内容を学びました。
中でも救護テント設営では実際に災害現場で使用するテントを使って、医師や看護師、薬剤師などスタッフの人員配置や、救護物品の配置、トリアージの場所を考えたり、救護活動をイメージでき大きな学びとなりました。赤十字関連の病院へ入職した際にはこのような体験もできますので、災害救護に関心のある方にはとてもよい環境になっています。ぜひ、今後も日赤の救護活動に目を向けていただけると嬉しいです。