2020/9/8
こんにちは、看護部の大坪です。
みなさん、看護師の特定行為研修についてご存知でしょうか? 特定行為とは、看護師ができる「相対的医行為」の中で、高レベルな行為であり、21区分38行為に区別されています。当院では、「創傷管理関連」と「栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連」の2区分4行為の研修を実施しており、1名の特定行為研修修了者がいます。
今回は先日研修の中で行われた演習の様子を紹介します。演習では、研修受講者が症例患者の栄養状態や必要な輸液内容について、これまでe-ラーニングで学習してきた知識を踏まえて指導者(医師・認定看護師)にプレゼンテーションを行い、その上でディスカッションを行っていきます。研修受講者はある程度の看護師経験がありますが、栄養や輸液内容について詳細に考えることは初めての経験なので難しい部分もありますがたくさんの知識を吸収できたと思います。
特定行為ができる看護師が増えることは、患者さんに迅速で適切な対応が行われるだけではなく医師にも看護師にもメリットがあると言われていますので、今後とも多くの看護師に興味をもってもらいたいと思います。
2020/9/7
こんにちは!内視鏡・放射線科の看護師Sです。 今回は内視鏡室で使用するスコープについて業者の方から勉強会をしていただきました。その様子を紹介します。
内視鏡室では必ずスコープを使用します。内視鏡実施中の患者様の看護を行うにあたり、看護師もスコープについて知っておく必要があります。知識を持つことで、スコープ使用時の異常の早期発見が出来るようになります。そうすると、患者さんへの処置が安全に実施できているかをアセスメントでき、また苦痛が出現しても素早く対応できます。
スコープは外から見ると黒く覆われており、中の構造がどうなっているのか普段見ることは出来ません。そのため、勉強会ではスコープ内の構造が見えるスケルトンスコープを持ってきていただきました! はじめて見るスケルトンスコープを興味津々で見るスタッフ、知識の再確認をするスタッフなど様々です。
この勉強会で得た知識を患者様への看護に活かしていきたいと思います★
2020/9/4
看護副部長 福家です。 本日は、ガールスカウト横浜市連絡協議会より千羽鶴の贈り物をいただきました。その様子をお知らせいたします。
この千羽鶴は、新型コロナウイルス感染症と闘う医療従事者に感謝の気持ちを示すため、ガールスカウト横浜市連絡協議会の皆様から横浜市に贈られたものです(8月27日付 神奈川新聞)。そのうちの1束が、当院にも届きました。総務課 鈴木係長と共に、病棟や感染管理室へ、この思いのこもった千羽鶴を届けました。どの病棟もとても喜んでくれました。写真はその時の様子です。最後は、リラックスルームに飾ることにしました。
このリラックスルームは、今回の対応に伴うストレス緩和を目的として、こころのケア指導者資格を持つ看護師長たちが準備してくれたお部屋です。利用者は、全職員を対象としています。
部屋の一角に今回の千羽鶴を飾らせてもらいました。部屋を利用した時に、あたたかいメッセージに癒されるのではないかと思います。
2020/9/2
こんにちは。緩和ケア病棟係長のNです。 今日は病棟のお気に入りの場所についてお話したいと思います。
緩和ケア病棟には運河が見えるデッキがあります。患者さんやご家族はここからの風景に癒されたり、胸に秘めている思いを私達にふと打ち明けたりと、看護師にとっても思い出に残るエピソードは沢山あります。 この運河には、冬は渡り鳥が飛んできます。暖かくなると水面に魚が飛び跳ねているのを見ることもできます。
今の季節は太陽が反射して水面がキラキラ光りとても綺麗です。様々な季節の中で、患者さんはご自身の若い頃の思い出を語ったり、ご家族の話を語られ、和やかな時間を過ごす場所になっています。 先日は旅立った患者さんのご家族がこの景色をまた観たかったと挨拶に来られ、デッキでご自身の今の思いを話されました。 それもこの眺めを患者さんと共に眺めた思い出があったからではないかと思います。
今の季節はデッキに鮮やかなお花が咲いています。緩和ケア病棟の見学に来られたご家族や患者さんは「お花がきれい」と喜ばれることがあります。植物の持つ力、自然の力に患者さん、ご家族、私達も癒されています。そして、様々な思いを胸に、日々温かい看護が提供できるよう私達は今日も頑張ります。
2020/9/1
みなさんこんにちは、看護係長の藤田です。
私が勤務する5D病棟をご案内します。5D病棟は小児科、整形外科、消化器内科を主とした混合病棟です。新生児から老年期まで、幅広い発達段階の患者さんを対象として看護しています。
また、小児科は外来との一元化となっており、入院から退院後の外来まで継続した看護実践をしています。 小児科は急性期疾患が多く、入院期間は1週間程度と短いことが特徴です。内服指導やホームケアなど退院指導、入院中の子どもの学習支援もしています。
最近では、3年目の看護師がホームケアパンフレットを作成してくれました。患者さんに必要なことを考え、それをカタチにしていく・・・看護師にとってやりがいや達成感を味わえる瞬間です。 整形外科、消化器内科では、リハビリ期、検査目的などで入院している患者さんが多く退院支援も早期から取り組んでいます。
小児看護と成人看護の双方が学べる・・それが5D病棟の強みです。さあ、5D病棟であなたの看護を様々なカタチで実践していきませんか。
※写真は、どちらもご本人またはご家族に掲載の許可をいただいております。