横浜市立みなと赤十字病院泌尿器科

レーザー手術


レーザー尿管結石砕石手術
全身麻酔、手術時間:1-2時間、入院期間:約5日

尿道から内視鏡を挿入して、結石を直接見ながらレーザーを用いて結石を砕石します。           
  レーザーは出力を調節し、粘膜を傷つけにくく、結石を細かく割ることにすぐれています。また屈曲する内視鏡(軟性尿管鏡)にも使用できるので、内視鏡手術が難しかった上部尿管の結石でも砕石可能になりました。
 結石は自然に排石できる大きさ(2㎜以下)まで砕石することを目標に行います。                     
 術後は炎症による尿管狭窄の予防のため尿管カテーテルを留置します。通常は1-2日で抜去しますが、尿管の傷の程度により2週から1か月ほど留置する場合があります。この場合は外来で抜去します。

HOLEP(レーザー前立腺核出術)
全身麻酔/下半身麻酔、手術時間:1.5-2時間、入院期間:約7日
  尿道から内視鏡を挿入して、前立腺を被膜に被われたまま核出する手術です。 
 核出した前立腺は一旦膀胱内に落としたあと、細かく崩して吸引回収します。 
 レーザーにより腺腫を被膜に沿って剥離できるため、通常の手術と比較して出血が少なく低侵襲です。                        
 術後は2-3日で尿道カテーテルを抜去し、1-2日で退院となります。

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