横浜市立みなと赤十字病院泌尿器科

腹腔鏡手術


腹腔鏡手術
(腎・副腎摘除手術)
腹腔鏡手術は、体に1-2㎝の創を約4か所開けて、体内に炭酸ガスを注入し、おなかを膨らませて手術する空間を確保しながら、特殊な道具(鉗子)を挿入して手術する方法です。              手術後に臓器を取り出すために最小限の切開を広げますが、筋や神経はほとんど傷つかないため術後の痛みも軽度です。
 内視鏡で拡大した体内をモニターで見ながら手術をするため、より繊細な手術が可能であり、体の負担が少なく、傷の小さい手術です。 
 欠点は、癒着でおなかが膨らまない場合や、出血で視界が悪い場合には視野・空間が十分にとれず、腹腔鏡手術の継続が困難な場合があります。状況に応じて開腹手術に切り替える場合があります。                                       
当院では、主に腎摘除および副腎摘除に主に腹腔鏡手術をおこなっております
一方で、前立腺全摘や膀胱全摘術は、内視鏡補助下小切開手術を行っております。