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平成27年度 第5回関節リウマチ教室 開催報告
◆日時:平成28年1月26日(火) 15:00~16:00
◆場所:横浜市立みなと赤十字病院 3階大会議室
◆開催目的:病気に対する理解を深め、上手に付き合っていけるようにすることを目的とする。
◆対象者:通院患者さん及び一般市民
◆参加者数:30名(当院 5名 他院 14名 その他 11名)
◆講義内容:「関節リウマチのリハビリテーション」 リハビリテーション科 理学療法士 小泉茂雄
アンケート結果(回答者数 25名)
◆内容についての感想
①とてもわかりやすかった 13名
②わかりやすかった 6名
③あまり理解できなかった 0名
④わかりづらく理解できなかった 0名
⑤その他(未記入) 6名
◆今回の関節リウマチ教室でどのような話が役に立ちましたか?
・関節保護の具体例について(2)
・具体的な運動例について(12)
・装具や自助具について(2)
・運動療法の注意点について
◆日常生活を過ごす中で、リウマチについてお困りの事や不安はありますか?
・手首の一部だけ痛む
・リウマチが進み、関節が痛む。手術をすれば痛みはなくなるのか。
・痛み止めの薬があまり効かない。
・どの程度の痛みまでは関節を壊さないのか気がかり。
・薬の副作用が心配(3)
・痛みが減った時には薬を減らすことができるのか。
・薬の服用で痛みから解放されていると思うが、長く続くことに不安がある。
・手の変形がだんだん進み、家事が不安になってきた。
・動作の始めがよく動かない。
・長時間歩けない。
・すぐ疲れる。
・乗り物の乗降が遅い
◆今後リウマチ教室で聞きたいテーマはありますか?
・高血圧とリウマチの関係について
・リウマチの薬について(2)
・メトトレキサートの服用とかかる費用について
・リウマチが発症する原因について
・リウマチ治療の今後について
◆その他、ご要望・ご感想・疑問等
・出来るだけ体操等を実行して、苦痛を取り除きたいと思う(2)
・自分ができる運動をコツコツとやることで効果が出る事を知れた(2)
・繰り返しリウマチの話を聴きたい。
・資料の文字がもう少し大きいとありがたい。
・実際に体を動かすことができてよかった。
・ただ運動すればいいと思っていたが、負担をかけずに運動する事の大切さがわかった。
・自分でできる運動は毎日続ける事が大事とのこと。ゆっくり気長にやってみようと思う。
・冬場は開講の時間を早めて欲しい。
◆質疑応答
Q1 外反母趾用の装具は売っているのか。
A1 一般的な装具で指に挟むタイプの装具は売っている。但し、変形が進んでいる場合は、かかりつけの病院で相談すると、義肢装具士が体にあった装具を作成してくれる。装具は健康保険が適用になる。
Q2 膝のサポーターを色々試してみたが、更に痛みが増えてしまい自分に合うサポーターが見つけられない。そのような場合は病院で作ってもらった方がよいのか。
A2 膝の痛みがある場合は、膝の軸が曲がっていることが考えられる。そのような時はサポーターをいくら使っても痛みは取れないし、更に痛みを増やしてしまう可能性がある。体重が正常にのるように足の裏に足底板を装着し、靴底の体重がかかる位置を変えることによって膝関節の負担を軽くする方法がある。一般的に売っているもの硬い物は膝に変形があると余計に痛みを増やしてしまうので、装具の専門に見てもらって作った方がよい。